マレーシアGPポールポジションもベッテル(レッドブル)の手に [FMotorsports F1]
最後に残った10台のマシンによって熾烈な争いが行われたマレーシアGP公式予選は、最後にレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが1'34.870というみごとなタイムを叩き出して開幕戦のオーストラリアGPに続き、自身通算17回目となるポールポジションを獲得した。
久々に予選をCSでみてたんだけど、Q3は久々に震えたね。ハミルトンが34秒台に入ったあのアタック、見事だった。これで決まりだな、と考えていたところにベストを更新しながら綺麗なアタックを決めたヴェッテルが0.104sec上回る1:34.870のタイムでポールポジション! やー、もう一回書くけど、震えたね。
で、びっくりしたんだけど、ヴェッテルがKERSについて言及したこと。KERSが無かったら、ポールは取れなかったとか。まだ、これだけじゃ何も判断できないけどレッドブルが転ける要因になりそうだったKERSもうまくいってしまうと、、、。
でも、いや、しかーし、マクラーレンがココまでレッドブルに肉薄してくるとは。実際、3番手のウェバー、4番手のバトンまでがトップから0.330sec。決勝はマクラーレン勢がレッドブル勢の前に出られるかにかかってくるね。ハミルトンがどんなスタートを決めて、オープニングラップを取れるか、そこにかかってくるだろうなぁ。
ただ、決勝についてはウェットコンディションも十分考えられる、そうなるとトップ4も足をすくわれる可能性があるだろうね。
とは書いたモノの、トップから0.9sec差の5番手フェラーリのアロンソは厳しいな、、、まともにいけば絶対に勝てないレースだろうし。6番手はルノーのハイドフェルド、7番手はフェラーリのマッサ、8番手はルノーのペトロフ、とルノーが引き続き好調。決勝でもフェラーリを食えれば、今後につながりそう。以下9番手メルセデスのロスベルグ、10番手はザウバーの可夢偉、トップから2秒近く離されているけどタイムを見る限り全力アタックじゃ無いね。まー、このレースは荒れそうだから、間隙を縫って上位を狙ってもらいたいね。
さて、もはやトップ争いと並んで興味が集まるHRT勢ですが、予選通過できました! やったー! リウッツィはヴァージンのダンブロシオに0.538secに迫る好タイム。これは、決勝でもヴァージンを喰えるか? まー、でも、まずは完走、それにつきますね。カーティケヤンも、リウッツィからは1秒近く離されてるけど完走を目指してもらいたい。
というわけで、決勝レースの天候が気になりますね。雨予報だった土曜日もドライでいけたからね。ただ、ドライでもウェットでもタイヤがもの凄いファクターになるだろうから、トップ4以外、特にアロンソには注目しておくべきだな、あと、当然だけど可夢偉もどこまで順位を上げられるかみておきたいねー。
・F1 第3戦マレーシアGP 公式予選 [FMotorsports F1GP]