可夢偉も被災地の子どもを鈴鹿に招待

小林可夢偉(ザウバー)、日本GPに被災地の子供たち招待 [FMotorsports F1]

日本人唯一のF1ドライバーとして開幕前の震災直後からさまざまな支援活動を繰り広げてきたザウバー・チームの小林可夢偉(24歳)が、10月の日本GPに福島県南相馬市を中心に活躍する少女合唱団『MJC アンサンブル』のメンバーとその家族及び関係者約60 名を招待することを明らかにした。

 可夢偉が福島県南相馬市を中心に活躍する少女合唱団『MJC アンサンブル』のメンバーと関係者60名あまりを日本グランプリに招待するとのこと。彼女たちは、日本グランプリで国歌斉唱することも決定したとのことです。

 今回の震災が日本のレース活動に与えた影響は少なくありません。特に、目に見えない放射能との争いである原発事故については、収束の目処がまだまだ立たないような状況。ただ、そんな状況でもちゃんとF1は日本グランプリで開催され、チャンピオン争いを含めた激しい争いが繰り広げられます。

 「日本はどういう状況なんだろう?」

 F1日本グランプリはF1ファンをはじめとして全世界に今の日本を伝えるチャンスになります。もちろん被災地は今でも酷い状況です、福島県をはじめとして原発事故近隣地域の影響は深刻です。しかし、このF1日本グランプリが無事開催され、全世界に放送されることに本当に意味があると思います。全世界のF1ファンに、彼女たちの君が代がどのように伝わるのか。日本人のF1ファンとしても、深く記憶に残るレースになるでしょう。