SMW2013 【全世界1億ユーザー・国内4000万ユーザーを突破したLINE活用マーケティング、これまでの実績と今後の方向性】

【全世界1億ユーザー・国内4000万ユーザーを突破したLINE活用マーケティング、これまでの実績と今後の方向性】
2013.2.21 14:45-15:25
資生堂、パナソニック、サントリーのような大手ナショナルクライアントから、ローソン、すき家、牛角のような外食・小売チェーン企業までもが相次いでマーケティング利用に参画するLINE。そのLINEについて、圧倒的な店舗への動員力を誇るO2O事例など最新のケーススタディと、ユーザーがスタンプやアカウントへの接触を通じて、どのように行動喚起や態度変容がなされたのか、といった最新のリサーチ状況の共有、そして、2013年の新年度に向け、さらに広告プロダクトとして、バージョンアップしていく戦略の方向性などについて、プレゼンテーションをさせて頂きます。
[Speakers]
森川亮
社長
NHN Japan 株式会社
@moriakit
田端 信太郎
執行役員 広告事業グループ長
NHN Japan 株式会社

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※私的に取ったメモですので、内容については一切保証しません

※まー、おれLINEなんて使ってないんだけどな
田端:
・当初は私だけでしたが、社名変更などもあり後ほど森川にバトンタッチします
・LINEする:最近できつつある新しい動詞、最近耳にするようになった、みなさんどうですか、半分くらいが聞いたことあるみたいですね
・ぐぐるという動詞になり、ブランドが確立された。LINEならではのコミュニケーションがLINEすると言われるのはありがたい、根付き方がセカンドステージになってきた
・一億ユーザを突破、すでに一億一千万を超えている、国内も四千五百を超えている。
・サービスローンチから1億突破は19ヶ月、ツイッターは49ヶ月、Fbは54ヶ月。急速に拡大発展している。正しいタイミング(スマートフォン移行期)で出すことができたことがポイント
・全体DAU(Daily Active User)50.5%、24歳以下男女におけるDAU68%。ネットをやってる人の中でメールだけやらないと言う人がいないように、スマホでLINEをやらない人は非常に少なくなってくる。LINEは欠かせないインフラになってきている、嬉しい反面サービスダウンは絶対に起こせない
・世界231カ国で利用され、41カ国で1位(※なにが?)。1位日本、2位タイ、3位台湾。中南米も広がっている、最後に残っているのが北米と中国。その辺りを主眼に置いて動く
・アジア圏でのユーザー拡大、スタンプ作成、バンコクは警察官の連絡手段として使われている
・メッセージングだけではなく、幅広いサービス・プラットフォームに進化中。23タイトルで累計1億ダウンロード突破
・LINEのマーケティング活用:ANA,HIS,牛角,SHISEIDO,docomo,Panasonic,ARON,cocacoka,KFC,softbank,familymart,PREMIUM OUTLETS,au,Gullliver,JINS,たまひよ、MUJI,LAWSON。普通の広告は入れない
・LINEのセキュリティ、電話帳をアップしている、でも電話番号しかわからない、連携しているときは別ですが
・LINEは、どんな人がどんな風に使っているのか?:マクロミルで調査
・男女比は50.4%,49.6%。中高年層にも広がっている、30代以上で55%。子どもとのコミュニケーションツールとしても使われている。人口分布と同じような利用者分布、普通に使ってもらっているインフラ
・若い年代で、女性ほどLINEを毎日利用するユーザーが多い
・LINEユーザ内ではスマホ中心のユーザーが64%、2/3のユーザは脱PCの傾向、PCのインターネット離れも始まっている
・スタンプの利用:80%以上の方が使っている、新規のスタンプDLきっかけは、友達が使っているのを見て44.4%、スタンプショップ内のNまーく49%
・起用提供の無料スタンプを多くのユーザーが利用。特に10代が積極的。高年齢層でも50%がつかってる
・企業スタンプ:キャラクターブランドを知るきっかけとなった38.4%、好感度や親近感が増した39.0%。コアラのマーチは600万人がDL
・公式アカウント:58%のLINEユーザーが企業アカウントと友達になっている、10代が積極的。ローソンが600万人以上。メッセージを読んだ62%、ウェブサイト訪問27%、商品サービスの理解17%、割引クーポン利用31%、キャンペーン応募22%、店舗訪問購入頻度増加6%
・ローソン、割引クーポンが40%。ベネッセ、キャンペーン53%

・今後の方向性:Skypeと言うライバルがいたが、スマートフォンを中心にすることで差別化
・広告ビジネス全体の最大の伸びしろはモバイルにあり、US2011、紙は7%のリーチに対して広告は全体の25%、モバイルは10%のリーチに対して1%の広告に留まっている、伸びしろポテンシャルがある
・生活のあらゆる場面に浸透するスマートフォンがメディアの主戦場に、風呂で使い人が31%、パーティー中も31%、買い物中でも33%
・マーケティング上のアテンション、リレーション、アクションができる。スタンプダウンロードと友達になることで継続的なリレーションが可能。また、リレーションからアクションへ牛角割引クーポン利用31.7%、キャンペーン応募22%、店舗訪問購入頻度像6.5%。月数百万円で効果が高いプロモーションが可能
・LINEメッセージは移動中に見られる=情報入手→来店→購買、が一連の導線で完結。帰宅のタイミングにあわせてプレミアムモルツクーポンを送る。家に着いてからクーポンが来てても意味が無い、LINEは日常生活のよいタイミングに送ることができる
・LINEマストバイ:商品を買った人だけがダウンロードできるスタンプ、そのスタンプを使う、それを見た友達が商品を買う→まわる
・LINE Play:LINE公式アバターサービス、Amebaピグに近い、DL200万、MAU150万、企業の部屋を持てる
・LINE camera:2000万ユーザー、起動回数8000万回。ローソンのフォトコンテストで活用。記憶と記録に残る広告サービス、スポンサードスタンプ、スポンサードフレーム
・LINE@は月5,250円のローカル店向けO2Oサービス、公式アカウント:全国施策×広告宣伝費、LINE@:地域施策×販売促進費。昨日WBSで使われる、下北沢商店街は商店街店舗全域で導入予定
・LINE@はLINE本体の誘導はないが、友達増加策を強化中。アカウント検索機能、友達追加ボタン(スマホサイトに貼り付け)、LINE@ナビ
・LINEキャラクターを軸にしたクロスメディア型の企業コラボ:グッズ展開、連載コミック展開、テレビアニメへの展開
・海外同時キャンペーンの加速:LINEが新興国展開のインフラにもなる。全て東京でコントロールしている、国内でうまくいけば、国外に打って出るときのフックにも

森川:
・LINE事業の今後の経営体制と将来に向けたビジョン
・4月1日からLINE株式会社誕生:NHN→[LINE NAVER livedoor][HANGAME]、LINEは日本のブランドとして海外展開してゆく、GAMEは競合にも提供できるように分離
・1億ユーザーはあくまで通過点:日本国内、プラットフォーム展開の強化、サービスメニューの拡充。海外:欧米や中国を中心にマーケティングを強化、LINEのグローバル展開のための統括会社を設立。韓国では二人に一人が使っている
・LINEはO2Oを軸にしながら社会のあらゆるシーンに浸透したマーケティングプラットフォームへ:O2O基盤ビジネスアカウントLINE@、LINEマイレージ
・LINEがコロプラを上回るような規模でO2Oの基盤に、社会のおいて幅広く利用されるプラットフォームを目指したい

※よーーーく、わかりました。こんごLINEがどうなるのか