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2010年9月26日

2010 FORMULA 1 SINGTEL SINGAPORE GRAND PRIX Race

カテゴリ:Formula 1
アロンソ(フェラーリ)ポールTOウィン、通算25勝目記録
最終周まで熾烈なバトルが繰り広げられたシンガポールGP決勝レースは、結局ポールポジションからスタートしたフェラーリのアロンソが優勝。 前戦モンツァに続くポールTOウィンで、今季4勝目、自身通算25勝目を記録した。 また今年で3回目となるシンガポールGPでは2009年に次ぐ2連勝となった。

 シグナルがブラックアウトした瞬間、ヴェッテルが絶好のスタートを切った。1コーナーに向かって、アロンソを捉えようとしたヴェッテル、しかし、1コーナーで前に出たのはアロンソだった。そこから、2時間に及ぶ2台による長い長いマッチレースが始まった。

 アロンソがファーステストをだし逃げようとすれば、ヴェッテルもファーステストで応酬。2度のセーフティーカー導入、ピットストップも全くこの2台には無関係、とにかく2台のバトルは最初から最後まで続いた。ライバルのマクラーレンはペースが上がらない、それどころかハミルトンはウェバーと接触しリタイヤ。ウェバーは序盤のセーフティーカー導入でピットインし、3位入賞を果たす。
 一方の、トップ争い。レース終盤にロータスのコヴァライネンのマシンリア部分から炎上。ホームストレート上でストップしてしまい、一気に2台の差が縮まった。手に汗握る攻防はファイナルラップまで続いたが、アロンソがトップを守りきりチェッカー。2位にヴェッテル、4位にはマクラーレンのバトンが入った。

 可夢偉はメルセデスのシューマッハと接触後、ウォールにヒット、リタイヤという結果となった。

 ここでも、フェラーリのアロンソが気を吐いた。一時期、チャンピオン争いからは脱落しかけていたのだが、自らの手で勝ち取った2勝で、ランキングトップであるウェバーの11ポイント差まで迫り射程圏内に捉えた。残り4戦で5位のバトンまでがトップから25ポイント差。まだまだ、今年のチャンピオンシップは分からない。



投稿者 ymkx : 2010年9月26日 23:59 |