2011年4月11日

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX Race

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ベッテル(レッドブル)開幕2連勝! 小林可夢偉(ザウバー)8位入賞 [FMotorsports F1]
決勝レースもドライコンディションのまま行われたマレーシアGPは、ポールポジションからスタートしたレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテル(23歳:ドイツ)が終始レースをコントロールし、56周を走りきって優勝。 自身通算12勝目、今季はこれで開幕から2連勝、昨年のブラジルGPからは実に4連勝という快挙を演じた。

 スタートでレッドブルのヴェッテルがトップを決めた瞬間、天候変化などの影響がなければヴェッテルがトップチェッカーを受けることが決まったな。そんなことを考えながら、レースをみていたけど、トップ以外ではルノーのロケットスタート、ウェバーのKERS故障、そのウェバーとバトルを繰り返す可夢偉。バトルを演出しているのはKERSとDRS、実際に映像でみていてここまで効果があるモノかと驚きました。KERSについては追われる立場も利用できるので、KERSの使い方は大きなポイントになりそうですね。

 で、レース展開。ウェバーがいきなり10周目でピットイン、いきなりってのも言い過ぎで今年のピレリタイヤでは想定された展開なんだろうな。その後も、ハミルトン、トップのヴェッテルなど続々とピットイン。本当に3回交換作戦なんだね。ほとんどが3回ピットストップの中、可夢偉は2回ピットストップ作戦で回りとは違うペースで走行。タイム差がかなりあるので、3回ストップの方が効率はよさそうに感じるけど、いつ雨が来るのかよくわからないので、作戦的にはいいのかも。

 一方トップのヴェッテルはトップ快走、KERSが使えないトラブルがヴェッテルにも現れるが、2番手ハミルトンとの差はなかなか縮まらず。3回目のピットストップでハミルトンは時間がかかってしまい、2番手の座をチームメイトのバトンに明け渡してしまう。3番手ハミルトンの背後には、フェラーリのアロンソが迫り白熱のバトルが繰り広げられる。そして、アロンソがハミルトンのマシンに接触! お互いピットインを強いられ、下位に後退してしまう。このことにより、3番手にはルノーのハイドフェルドが進出! ルノー2選連続の表彰台なるか?

 そしてチェッカーフラッグ! トップ、ヴェッテル、2番手はマクラーレンのバトン、3番手ルノーのハイドフェルドという結果となった。以下、ウエーバー、マッサ、アロンソ、ハミルトン、可夢偉、シューマッハ、ディ・レ・スタというトップ10。
 しかし、レース後の裁定でハミルトンとアロンソにお互いペナルティが出され、共に20秒が加算。アロンソは6位のままだが、ハミルトンは8位に降格し可夢偉は7位と順位を一つあげる結果。

 トラブルが起きても焦らないヴェッテル、彼の強さを感じるレースになったかな。正直、予想より路面状態がよかったのでそれほどピレリタイヤの問題みたいなことは感じなかったけど、ピットストップ回数が増えることによってトラブル発生率が高まるので、観る側としては楽しいのかも(チームは大変だけど)。で、最初にも書いたKERSとDRSがここまでレースを面白くするとは、、、。ストレートの長いサーキットではKERSとDRSがとてつもない武器になりそうだね。

 最後に可夢偉、粘り強い走りだった。序盤のウェバーとのバトルや、レースを通して幾度となくシューマッハとバトルしたのは本当に印象深い。今年のマシンがバトルしやすさを演出してるのは確かだけど、トップチームであろうとチャンピオンであろうと、当然のように立ち向かう姿は本当に頼もしいです。最終順位が一つ上がったのは、あのポジションに居たからこそ。今後も粘り強いレースで、行けそうなときは躊躇することなく上位を狙ってもらいたいね。

F1 第2戦マレーシアGP 決勝結果 (修正版) [FMotorsports F1GP]

投稿者 ymkx : 2011年4月11日 08:15 |

2011年4月10日

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX Qualifying

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マレーシアGPポールポジションもベッテル(レッドブル)の手に [FMotorsports F1]
最後に残った10台のマシンによって熾烈な争いが行われたマレーシアGP公式予選は、最後にレッドブル・レーシングのセバスチャン・ベッテルが1'34.870というみごとなタイムを叩き出して開幕戦のオーストラリアGPに続き、自身通算17回目となるポールポジションを獲得した。

 久々に予選をCSでみてたんだけど、Q3は久々に震えたね。ハミルトンが34秒台に入ったあのアタック、見事だった。これで決まりだな、と考えていたところにベストを更新しながら綺麗なアタックを決めたヴェッテルが0.104sec上回る1:34.870のタイムでポールポジション! やー、もう一回書くけど、震えたね。

 で、びっくりしたんだけど、ヴェッテルがKERSについて言及したこと。KERSが無かったら、ポールは取れなかったとか。まだ、これだけじゃ何も判断できないけどレッドブルが転ける要因になりそうだったKERSもうまくいってしまうと、、、。
 でも、いや、しかーし、マクラーレンがココまでレッドブルに肉薄してくるとは。実際、3番手のウェバー、4番手のバトンまでがトップから0.330sec。決勝はマクラーレン勢がレッドブル勢の前に出られるかにかかってくるね。ハミルトンがどんなスタートを決めて、オープニングラップを取れるか、そこにかかってくるだろうなぁ。

 ただ、決勝についてはウェットコンディションも十分考えられる、そうなるとトップ4も足をすくわれる可能性があるだろうね。
 とは書いたモノの、トップから0.9sec差の5番手フェラーリのアロンソは厳しいな、、、まともにいけば絶対に勝てないレースだろうし。6番手はルノーのハイドフェルド、7番手はフェラーリのマッサ、8番手はルノーのペトロフ、とルノーが引き続き好調。決勝でもフェラーリを食えれば、今後につながりそう。以下9番手メルセデスのロスベルグ、10番手はザウバーの可夢偉、トップから2秒近く離されているけどタイムを見る限り全力アタックじゃ無いね。まー、このレースは荒れそうだから、間隙を縫って上位を狙ってもらいたいね。

 さて、もはやトップ争いと並んで興味が集まるHRT勢ですが、予選通過できました! やったー! リウッツィはヴァージンのダンブロシオに0.538secに迫る好タイム。これは、決勝でもヴァージンを喰えるか? まー、でも、まずは完走、それにつきますね。カーティケヤンも、リウッツィからは1秒近く離されてるけど完走を目指してもらいたい。

 というわけで、決勝レースの天候が気になりますね。雨予報だった土曜日もドライでいけたからね。ただ、ドライでもウェットでもタイヤがもの凄いファクターになるだろうから、トップ4以外、特にアロンソには注目しておくべきだな、あと、当然だけど可夢偉もどこまで順位を上げられるかみておきたいねー。

F1 第3戦マレーシアGP 公式予選 [FMotorsports F1GP]

投稿者 ymkx : 2011年4月10日 09:09 |

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX Practice 3

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フリー走行3回目はハミルトン最速 小林可夢偉9番手 [FMotorsports F1]
ここで最速タイムを記録したのはマクラーレンのハミルトンで、これまでトップを続けてきたレッドブルのウェバーを初めて凌駕した。3番手もマクラーレンの同僚バトン、4番手にはルノーのハイドフェルドが入り、こちらもやっとその本領を発揮し始めたようだ。大本命のベッテル(レッドブル)はまだ5番手。 しかしライバルからは本気で走っていないのでは、との見方が有力だ。

 おおっと、ここに来てマクラーレンのハミルトンがついにトップに!! きたーねー、きてるねー。ウェバー帝国は初日のみ、、、まー、タイム差は0.29secなのでハミルトンも安泰ってことじゃ無いですがね。

 2番手レッドブルのウェバー、3番手マクラーレンのバトン、4番手にはルノーのハイドフェルド、5番手にレッドブルのヴェッテル、6番手フェラーリのアロンソ、7番手ルノーのペトロフ、とここまでが1秒以内。以下、8番手フェラーリのマッサ、9番手にザウバーの小林可夢偉、10番手メルセデスのシューマッハというトップ10。

 そして、勝手に注目のHRT勢ですが、タイムが伸びず再び予選落ち圏内。頑張れ、カーティケヤンとリウッツィ!

F1 第3戦マレーシアGP フリー走行3回目 [FMotorsports F1GP]

投稿者 ymkx : 2011年4月10日 08:59 |

2011年4月 9日

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX Practice 2

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フリー走行は2回目もウェバー(レッドブル)が最速タイム [FMotorsports F1]
ここでもトップタイムをマークしたのは午前と同じくレッドブルのウェバーだったが、違うのはライバルとのタイム差だった。 午前は2番手と1.665秒、3番手以下とは丸2秒以上の大差があったのに比べ、午後のセッションでは2番手バトン(マクラーレン)とはわずかに0.005秒差、3番手のハミルトン(マクラーレン)とも0.134秒の僅差。

 おお、ここでもウェバー先生がトップタイム。とはいえ、2番手マクラーレンのバトンとは0.005sec差! 超僅差。その後も、3番手マクラーレンのハミルトンとは0.134sec差、4番手のヴェッテルとは0.214sec差と、ウェバー帝国は初日午後に崩されるような気配。や、初日から無理にタイム出す必要ないからこのくらいでいいよー。

 以下、5番手にはメルセデスのシューマッハ、6番手フェラーリのマッサ、7番手メルセデスのロズベルグ、8番手ルノーのハイドフェルド、9番手フェラーリのアロンソ、10番手はトロロッソのアルグエルスアリ。ちなみに、シューマッハ以降はトップから1~2秒と開き満載。フェラーリは迷走だね。そして、メルセデスがよくわかんない。
 可夢偉は午前と同じく14番手、29周と午後もみっちり走行が出来たみたい、よかったよかった。なんか、HRTのカーティケヤンがトップから6.321sec差の1:43.197。トップのウェバーが1:36.876なので、107%ルールだと1:43.657が足切りラインなので何とかクリアできる方向。まー、トップのタイムも伸びるだろうけど、カーティケヤン、リウッツィ共に15周近く回れてるのでタイムの伸びしろは大きいんじゃないかな。

 さてと、2日目の予選、レッドブル勢がこの後どこまで伸びるか、そこに対してマクラーレンがどこまでついて行けるかだろうな。でも、決勝はバトンが強い気がするんだよな、ピレリタイヤの真実も明らかになると思うし。

F1 第3戦マレーシアGP フリー走行2回目 [FMotorsports F1GP]

投稿者 ymkx : 2011年4月 9日 10:36 |

2011 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIA GRAND PRIX Practice 1

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マレーシアGPフリー走行1回目はウェバー(レッドブル)が席巻 [FMotorsports F1]
このセッションを2番手に1.665秒という大差をつけてトップに立ったのはレッドブルのウェバー、ただ一人ベストタイムを1分37秒台に入れ、開幕戦の鬱憤を晴らした形。

 FP1、実は終盤の部分だけCSでチェック。開幕戦はみていないので、今年初めてのF1マシン。やー、なんだかよくわかんねーな、形が。

 それはそうと、開幕戦はメタメタだったレッドブルのウェバー先生が堂々のトップタイム。っていうか、2番手マクラーレンのハミルトンに対して1.6秒差って、、、わかるんだけど、そこまでタイムを出さなくてもいいんじゃないかい? まー、開幕戦でのヴェッテルとの差は絶望的だったからなぁ。そんなヴェッテルは18周して17番手のタイム、流してるね、余裕だね。

 3番手にメルセデスのシューマッハ、4番手にフォースインディアのリザーブになってしまったヒュルケンバーグ、5番手ウィリアムズのマルドナドというなんだかよくわからない並び。以降、フェラーリのマッサ、ルノーのハイドフェルド、ウィリアムズのバリチェロ、フェラーリのアロンソ、メルセデスのロズベルグといったトップ10。タイム的にはロズベルグはトップから3秒近く離れてるから、何とも言えないっす。

 可夢偉は14番手、27周とみっちり走れてるので予選に期待したいです。

F1 第3戦マレーシアGP フリー走行1回目 [FMotorsports F1GP]

投稿者 ymkx : 2011年4月 9日 10:28 |