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2008年9月 3日
脳に学ぶ遇有性の設計原理
カテゴリ:情報処理 正直、20分なんて少なすぎる、最低でも1時間は聞き続けたい話でした。
茂木先生の話って初めて聞いたんですけど、すごいですね。聞き手の脳みそに直接語りかけてくるテンションが。研究者の集まりって事を理解して、そのレベルでの話を凄まじい勢いでされていたので、ついて行くのが精一杯。ただ、得るモノは大きかったです。っていうか、ユビキタス、勘違いしますよ、俺。かなーり、テンション上がりました、すげー茂木先生。本買おう本買おう。
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FIT2008 第7回情報科学技術フォーラム
これでいいのか、ユビキタス -今後のユビキタスコンピューティングの研究を考える-
講演4 「脳に学ぶ遇有性の設計原理」
茂木 健一郎 (ソニーコンピューターサイエンス研究所)
・Googleストリートビュー問題
・ユビキタスコンピューティングは、如何に脳がユビキタスな環境に適応できるか
・Contingency,偶有性、半ば規則的で半ば偶然的
・ドーパミン系
・強化学習
・行動→脳内報酬物質→強化→元に戻る
・知的行動のほとんどの部分は、強化学習のメカニズム
・ダニエル・カーネマン
・行動経済学→神経経済学
・デスクトップメタファーから離れることが出来るか
・自発性
・一つの脳のことだけを考えているのではダメ
・スモール・ワールド・ネットワーク
・規則的とランダムの間、偶有的、脳の構造は
・ユビキタスコンピューティングの可能性は、人間中心的なネットワーク
・ヒューマンセントラル
・コラボレーションの進化
・自己意識は社会的に文脈づけられる
・Mirror neurons
・アイコンタクトでドーパミンが出る動物は人間だけ、相手に関心を持つ
・Mirror self recongnition
・仲間に対するエンパシーをもっている動物は、ミラーテストに合格する
・コラボレーションという行動とミラーテストは関係している
・女性は鏡を見て化粧をする、その人が社会的に自分を提示したいのか
・他人と自分の顔を見るときの脳の動きは異なる
・女性が鏡で自分を見るときは、自分を見るのではなく他人を見る動きをする(脳が)
・女性は他者から見られていることを意識している
・embodyment
・顔の表情筋の制御
・顔は最も大きなembodyment
・ユビキタスコンピューティングとは、コミュニケーションのモードが変わる
・ユビキタスコミュニケーションは、他者とのコミュニケーションのモードが変わる
・利他性
・所属するコミュニティのネットワークが複雑、多様であるほど強められる
・色々なコミュニティに属している方がコラボレーションがしやすい
・ユビキタスは、独立した個でどうこうではなく、集としてどう動くか
・人間は社会を作る
・アポロ8号で撮った、地球の写真
・20世紀で最も意味のある写真
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投稿者 ymkx : 2008年9月 3日 12:57 |