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2008年11月 5日

グロックは精一杯だったよ

カテゴリ:Formula 1

 グロックがエライ勢いでずるずる落ちてきたからそう考えるのも無理はないけど、冷静に考えたらグロックになんのメリットもないじゃん。

グロック(トヨタ)、「人生で最もタフなラップだった」
僕が何らかの意志を持ってあの周回を走ったのでは、なんて言う人がいるけれどトンでもない。僕は自分自身とトヨタのために精一杯のドライビングをしたのであって、マッサを勝たせようとかハミルトンを有利にしようとか考えたこともない。

あるドライバーがわざとポジションを落とすっていう発想は、特定条件下ではあり得るのかもしれないけど、今回の場合は確実にあり得ない。グロックってドライバーの全てを理解している訳じゃないけど、今年後半ぐんぐん勢いをつけてきたグロックからしてみれば、ハミルトンやマッサは助ける相手じゃなくって倒す相手なんだよ。ここまで、利害関係がない状況下で無理矢理グロック陰謀説を考えるなんてあり得ないよなぁ。

 グロックは今年一年でスピードと強さを身につけたドライバーの一人だと思う。来年はチャンピオン争いは無理としても、優勝争いに関わってもらいたいドライバーの一人だといえるだろうね。



投稿者 ymkx : 2008年11月 5日 17:09 |