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2011年2月15日

4. ソーシャルメディアはウェブの何を変えるのか #amn

カテゴリ:ソーシャルメディアサミット2011

ソーシャルメディアサミット パネルディスカッション テーマ4 『ソーシャルメディアはウェブの何を変えるのか』

パネリスト
 ・IT・音楽ジャーナリスト 津田大介さん
 ・電通 佐藤尚之さん
 ・博報堂DYMP 森永真弓さん
 ・日立コンサルティング 小林啓倫さん
司会 AMN 徳力さん

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徳力「皆さんにとって『ソーシャルメディア』とはなんですか?」

津田「昨年のソーシャルメディアは『鳩山』に始まり『流出』に終わった、ソーシャルメディアでの出来事がニュースへ。既存メディアの役割が大幅に変わった、情報の流れ方が変わってきている。ソーシャルメディア革命、モルドバ、イラン、中国、タイ、チュニジア、エジプト。Twitterで変わったこと、やる気があって主体的に行動できる人が勝手に飛び出していった。そして、飛び出す人間がいると、追いかける人間が出てきて大きなムーブメントに成長。ソーシャルメディア革命の本質は、ソーシャルメディア自体ではなく、利用者の背中を押してくれること。つまり、ソーシャルメディア革命とは『動員の革命』である。動員の先にはマイクロペイメントがあり、、、」
徳力「なんだか、進行を無視して結論まで到達していますが、ソーシャルメディアの体験談的なモノを教えて下さい」
森永「自分の体験談ですが、リアルな体験として、コミケに出店してみた。ツイッターでのみ告知したら、色々な人がやってきた。マス広告の次に来るものでは無く、マス広告ばかりで欠けてしまったモノがソーシャルメディアにある」
小林「アイスランドの火山が噴火して、帰れなくなった。#getmehomeというハッシュタグで、多くの人たちが協力して帰れるようになった」
佐藤「鳩山さんのツイッターを手伝ったときに、ポジティブな意見が多かった。ソーシャルメディアの土壌はポジティブだと感じた」

* クロストーク的になってきたのでまとめが難しい状況に、、、


徳力「ソーシャルメディアの魅力をどう説明したらいいのでしょうか」

津田「良さを説明すればするほど、宗教的になっちゃう。やっている人が楽しそうにやっていればいいんじゃないか」
小林「facebookの記事を書いたりすると、裏で何が、みたいな話になっちゃう」
佐藤「これまで情報はトップダウン的な流れが多かったが、ブログの登場でボトムアップになり、ソーシャルメディアでフラットになるのでは。そこが面白いと伝えている」
森永「わたし、トリプルメディアという言葉が嫌いで、、、実はその言葉は権力者の言葉なんだと。ソーシャルメディアはそういうものじゃ無い、受け手から見たら一緒のものだ」
津田「ツイッターの登場で、インターネット初期の頃の面白さが戻ってきた」
森永「セカンドライフは完全なるリアルタイム、そこに居なきゃいけない。それに対して、ツイッターは完全なるリアルタイムでは無い。完全なリアルタイムだと閑散としていることも分かってしまう」

* さらに、津田さんの徳力さんへの何かも含め、クロストーク的になってきたので言葉を拾うこと自体が難しくなってきた、、、ので、結論だけ


徳力「最後に一言」

小林「MITの石井教授の言葉で、情報は流れたがる、自分にため込むのでは無く流すことによって価値が出てくる。いい情報を、RTするなりいいね!するなりしてポジティブなサイクルを作ってもらいたい」
森永「スポーツでもドラマでもいいので、1度実況に参加してもらいたい。フォロワーは減るかもしれないけど、その楽しさに価値がある」
佐藤「親の世代に使わせてもらいたい。ソーシャルメディアの繋がりで、今顕在化してきた問題(孤独、無縁社会など)に対応出来る。」
津田「ツイッターがもたらしたものは賛否両論の可視化。反論があると無難な発言に終始することが多いが、そこで自分を出さなくならないようにしてもらいたい。Facebookは賛、ばかりで気持ち悪い(笑」



投稿者 ymkx : 2011年2月15日 17:19 |