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2011年3月22日

2011/03/13

カテゴリ:東北地方太平洋沖地震

 結局、テレビつけっぱなしで床で寝てました、、、徐々に明らかになってくる津波による被害。町単位で連絡が取れなく、未だ被害規模はわからない状況。と、ずっとテレビの前で被害状況を見ていても何も変わらないので、自分は自宅の片付けを始めます。

 とりあえず自分の部屋が最も酷い状況になっており、そこから片付けを始めました。

4396.JPG

自分の部屋の被害状況は、

○本・CDを入れている棚が倒れ中身が散乱
○液晶ディスプレーが倒れ傷がつく
○可動棚のついた本棚の上に置いてあった雑誌が散乱
○可動棚のついた本棚に置いてあった書籍が散乱
○クローゼットの荷物が崩壊
○酒瓶が落下

などなど。見た目はなんだか酷いのですが、思った以上に被害規模は大きくありませんでした。中でも、大塚家具で買った可動棚付きの書棚は、頑丈に出来ていて全然ずれたりしていませんでした。また、揺れを抑えるストッパー(突っ張り棒)をしていた棚は揺れが抑えられて棚の上のモノも一切落ちていません。一方、ストッパー無しの棚は相当な揺れがあったようで、棚の上のモノも落ちていました。これ、意外と重要なのかもしれません。
 液晶ディスプレーも倒れて傷がついていましたが、通常利用には問題ありません。実は懸念していたのは自分の机で、天板がガラスだったので割れていることを覚悟していたのですが、上から堅いモノが降ってきていたわけではないので、全くの無傷でした。
 あと、意外なことに焼酎の一升瓶がかなりの高さから落ちてきたのですが、割れたり中身が出たりしていませんでした。簡易ワインラックに置いてあったお酒に関しては、そのままラックから飛び出ることもなく。何となく、家具毎で揺れに対する影響が大きく違うことを痛感。というか、一升瓶が割れなかったことが何よりも驚きでした。

 散乱した書籍はこの際に読まないモノを捨てることにしました。5年前のSEOの本とか、Web2.0がなんとかとか、もうさすがに要らないよね。その他にも不要なモノをたくさん片付けました。マンションのゴミ集積所に行ったら、同じことを考える人は多いようで、たくさんの本が廃棄されていました。
 世田谷区は不燃物の範囲がとても狭く(ほとんどが可燃物)、不燃物ゴミはあまり多くないのですが、さすがにこの日は大量の不燃ゴミがありました。ほとんどは、ガラス製や陶器の壊れてしまったものばかり。うちのマンションは高い棟で14Fまであるのですが、8F付近を境にして被害が全く違うようです。上の階は、かなり揺れたようですね。

 何とか自分の部屋を片付けて、続いて台所、そして扉が開かなくなってしまって中に入ることが出来なくなってしまった部屋を片付けます。台所は、一番被害が酷く、お皿やグラスが割れてしまったことよりも、食器を入れていた食器棚と冷蔵庫が数十センチ動いてしまったことでしょうか。そんなに動くものなんですね、、、。

4401.JPG

 何とか自宅を片付けて、近くのホームセンターに必要なものを買いに出かけました。が、、、凄い勢いで耐震グッズやら水やらお米、乾電池、懐中電灯などを購入する人たちで超混雑。欲しかったものは買えたのですが、アレにはびっくりしましたね。というか、まだこの日はその序章でしかなかったのですが、、、。
 乾電池は欲しかったので、これまた近くのヤマダ電機に向かったのですが、ほぼ売り切れ状態、、、。うーん、やっぱみんな考えることは同じですね。ちなみに、帰り道にいつも使っているガソリンスタンドを通ったのですが、このときはまだそれほどの行列ではありませんでした。

 とりあえず、一通り自宅での対応が終わったので、週明けからの対応を検討。
 すでに計画停電が始まっており、会社付近はとりあえず停電エリアに入っていないものの、週明けからどのような動きになるかわからないため、自社サーバの扱いについて検討。検討、というか、避難できるものは避難するのが当然だけどあまりに台数が多くてどこから手を打っていいのかわからない。とりあえず、月曜日は停電もなさそうなので14日にいろいろ検討することにして、この日は就寝することにしました。テレビは相変わらず、被災地の惨状を伝えている、、、。
 



投稿者 ymkx : 2011年3月22日 18:18 |