2011年6月14日
2011年 FCJ 第7戦 決勝 #fcj
[ReTweet This!] カテゴリ:FCJ/元嶋佑弥/高星明誠土曜日に第5戦の予選と決勝、そして第6戦の決勝が行われハードスケジュールでしたが、日曜日は第7戦の決勝レースのみが開催されました。昨日のような雨の心配はありませんが、曇天のコンディションです。
第7戦のスターティンググリッドは第6戦決勝レース中のベストラップ順となり、ポールポジションは8元嶋、2番グリッドは11石井、3番グリッド4平川、4番グリッド10篠谷、以下、5番16朱、6番12高星、7番3近藤、8番2山田、9番17平峰、10番19松崎、11番18清原、12番14山部、13番7小河、14番9勝田、15番6岩月、16番13柴田、17番5周藤、18番1川端、19番15仁木となっています。
フォーメーションラップを終え、全車がグリッドに整列しレースがスタートします。ポールシッターの元嶋は綺麗なスタートを決め、セカンドグリッドの石井を従えて1コーナーに入ります。その一方で、3番手争いは熾烈を極め、イン側に平川、そして篠谷、朱がスリーワイドで1コーナーへ向かいます。3番手は平川、4番手にはこのバトルを冷静に見ていた近藤が7番手スタートから一気に順位を上げました。
トップを走る元嶋はオープニングラップから飛ばし、2番手の石井に差を付け始めます。一方、2番手の石井の背後には平川が急接近、ダンロップで平川が石井に並びかけますが抜くには至らず、そしてこの2台がバトルしペースが上がらないのを見て、4番手の近藤がこの2人のバトルに近づいてきました。こうなると、トップの元嶋にとっては逃げられる展開、徐々に2番手の石井との差を開き始めます。
レース中盤を迎える7周目、トップを快走しているはずの元嶋のペースが上がらず、2番手の石井に対して2秒以上付けた差が1秒1まで縮みます。元嶋のマシンはフォーメーションラップからエンジンの不調が現れており、このペースが落ちた周もエンジンの状況がよくなかったとのこと。しかし、ペースが落ちたのは数周だけで、再び元嶋はペースアップ。10周目には1'43.935と、このレースのファーステストラップをマークし、2番手の石井に対して再び差を付け始めます。
一方、3台のバトルとなっていた2番手争いは3番手の平川に4番手の近藤が接近しお互いを牽制する間に、2番手の石井が2台に差を付け始めます。表彰台をかけた3番手争いのバトルは、レースが終了するまで続くことになります。
また、5番手争いの篠谷と高星も激しいバトルを行っていましたが、14周目に高星が篠谷をパス5番手に浮上。高星はさらにペースをアップし、先ほどから激しいバトルを繰り広げる近藤の背後に迫ります。
レース終盤、トップを走る元嶋は2番手の石井に対して4秒以上の差を付け、そのままトップでチェッカーフラッグを受け、今期初優勝となりました! 2位は石井、3位は激しいバトルを制した平川が入りました。4位近藤、5位高星はファイナルラップでの平川と近藤のバトルの隙を突き近藤に迫りますが0.168秒届かず、6位篠谷とここまでがポイント圏内。以下、7位平峰、8雨山田、9位朱、10位山部、11位勝田、12位松崎、13位川端、14位仁木、15位小河、16位柴田、17位周藤、18位岩月という結果となりました。
ポイントランキングは3位表彰台で5ポイントを加算した平川が平峰を上回り41ポイントでトップ。2位はこのレースノーポイントの平峰で40ポイント、3位はこのレースで2位表彰台で7ポイント加算した石井で32ポイント、4位はこのレースでポールポジション・ファーステスト・優勝で12本とを加算した元嶋で29ポイントで勝田を上回りました。5位は勝田で23ポイント、6位は高星で18ポイント、7位は近藤で16ポイント、8位は篠谷で5ポイント、9位は清原で3ポイント、10位は松崎で2ポイント、となっています。
投稿者 ymkx : 2011年6月14日 06:56 |
2011年6月12日
2011年 FCJ 第6戦 決勝 #fcj
[ReTweet This!] カテゴリ:FCJ/元嶋佑弥/高星明誠この大会は2日間で3レース行うFCJ、土曜日に第5戦・第6戦、日曜日に第7戦の決勝レースが行われます。この日2回目の決勝レースである第6戦は16時15分から周回数15周で行われました。第5戦はウェットタイヤでの決勝レースとなりましたが、このレースが行われる頃には路面も大部分が乾き、全車ドライタイヤでのレースとなります。
第6戦のスターティンググリッドは第5戦決勝レース中のベストラップ順となり、ポールポジションは17平峰、2番グリッドは4平川、3番グリッド9勝田、4番グリッド12高星、以下、5番11石井、6番3近藤、7番8元嶋、8番2山田、9番18清原、10番10篠谷、11番14山部、12番19松崎、13番15仁木、14番16朱、15番1川端、16番5周藤、17番7小河、18番6岩月、19番13柴田となっています。
フォーメーションラップを終え、全車がグリッドに揃います。グリーンフラッグが振られ、レッドシグナルが点灯、レッドシグナルが消えレースがスタートします。 ポールシッターの平峰は若干タイミングが遅れ、2番グリッドの平川がイン側に並び、3番グリッドの勝田はアウトから平峰に並びかけ一コーナーへ、平川がトップに立ち2番手は勝田で3番手平峰の順でオープニングラップを終えます。尚、スタートでは4番グリッドだった高星がエンジンストールで出遅れ、最後尾から追い上げを図ります。
オープニングラップで2番手となった勝田はペースが上がらず、2周目に平峰と石井、そして4周目には元嶋にも抜かれてしまいます。そして、2番手の平峰のペースが上がらないのか、3番手の石井、4番手の元嶋の3台が集団となり、一方トップの平川はこの集団に4秒近い差を付け独走状態となります。
緊迫した2位争いは、8周目に石井が平峰をパス、4番手の元嶋も平峰に迫ります。しかし、平峰は元嶋を巧みにかわしポジションをキープ。この2人のバトルは数周に渡り続きましたが、11周目に入ったホームストレートで元嶋が平峰に並び、コカコーラコーナーでイン側を押さえ3位に浮上。一方、独走状態だったトップ平川がコースアウト、そのままトップで戻りますが2番手石井との差は1秒以内となり、レースは終盤を迎えます。
トップの平川に迫る石井その差は0.778秒差でファイナルラップに入ります。トップの平川はファイナルラップを見事にまとめ、そのままトップでチェッカー! 平川がFCJ初優勝となりました。2位は石井、3位元嶋、4位には終盤追い上げた近藤が入り、5位篠谷、6位平峰という結果となりました。
尚、このレースのファーステストラップは1'44.277 で元嶋となり、翌日行われる第7戦のポールシッターとなりました。セカンドベストは石井、サードベストは平川、以下、篠谷、朱、高星、近藤、山田、平峰、松崎というベストラップ順となります。
ポイントランキングはポール・6位1ポイントで2ポイントを加算した平峰が40ポイントでトップ。2位はこのレースで優勝した平川が36ポイントと平峰に4ポイント差まで迫りました。3位はこのレースで2位表彰台で7ポイント加算した石井で25ポイントで1つランキングを上げ、4位は勝田で23ポイント。5位は3位表彰台とファーステストラップで6ポイントを加算した元嶋が17ポイントで1つランキングを上げ、6位は高星で16ポイント、7位は近藤で13ポイント、8位は篠谷で4ポイント、9位は清原で3ポイント、10位は松崎で2ポイント、となっています。
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* レース終盤の最大の見所は4位争い。平峰、篠谷、近藤が3ワイドのまま1コーナーに向かいました
投稿者 ymkx : 2011年6月12日 07:30 |
2011年 FCJ 第5戦 決勝 #fcj
[ReTweet This!] カテゴリ:FCJ/元嶋佑弥/高星明誠朝8時台の予選に続き、12時25分からこの日最初の決勝レース、FCJ第5戦の決勝レースが行われました。FCJのレースが始まる頃には雨は一旦やみましたが、フォーメーションラップ中に細かい雨が降ったりと相変わらずの天気。路面はウェットで、全車ウェットタイヤでのレーススタートとなります。
レッドシグナルが消え、全車一斉にスタート! っと、3番グリッドだったルーキー2山田がスタート失敗。フロントローの2台、ポールの17平峰と4平川は綺麗にスタートを決めましたが、平峰が先頭で一コーナーに入るとオープニングラップから全開で2番手以降を引き離します。2番手の平川は一旦平峰に突き放されそうになりましたが、何とか平峰に食らいつきレースは中盤にさしかかります。
一方、3位以下はトップ争いから大きく離されましたが、めまぐるしく順位が入れ替わります。スタートで3番手にいたのは11石井、その後12高星、9勝田と入れ替わります。しかし、9勝田は中盤スピンを喫し、再び石井が3番手に。
レース終盤、トップ争いは平川がじわりじわりと平峰に迫る展開。1.5秒ほどだったその差は、1秒を切り、ファイナルラップでは0.886秒差。ファイナルラップも手に汗握る展開を繰り広げましたが、0.765秒差でポールポジションからトップを一度も譲ることなく、平峰一貴がトップでチェッカーを受けました。
優勝の平峰一貴は今期3勝目、今年は5レース中で2勝以上上げているドライバーはおらず頭一つ抜けた感があります。2位の平川は今期3度目の2位表彰台、そろそろ優勝が欲しいところです。3位は混戦をくぐり抜けた石井となりました。
以下、4位3近藤、5位8元嶋、6位12高星とここまでがポイント圏内、7位14山部、8位18清原、9位10篠谷、10位2山田というトップ10となりました。
ファーステストラップは優勝した平峰が1'55.801で、セカンドベストの平川は1'56.406と大差を付け、第6戦のポールポジションを獲得しました。
ポイントランキングはポール・優勝・ファーステストで12ポイントを加算した平峰が38ポイントでトップ。2位はこのレースで2位に入った平川が勝田を上回り26ポイント、3位は勝田で23ポイント、4位はこのレースで3位に入った石井が高星を上回り18ポイント、5位は高星で16ポイント、6位は元嶋で11ポイント、7位は近藤で10ポイント、8位は清原で3ポイント、9位は篠谷と松崎で2ポイント、となっています。
投稿者 ymkx : 2011年6月12日 04:14 |
2011年6月 2日
FCJの高星選手がトークショーをやるそうだ
[ReTweet This!] カテゴリ:高星明誠6月4日(土)に平塚にあるOSC湘南シティにて、『ぼくらのモータースポーツ in 平塚』というイベントが開催されます。イベント内容は子ども向けのカート体験や、メカニック体験、ぬりえコンテストなどお子さんがモータースポーツに触れることが出来るイベントです。
このイベントではFCJマシンも展示され、地元ドライバーとしてFCJに参戦する高星 明誠(たかぼし みつのり)選手のトークショーも開催されるようです。高星選手って平塚出身なんですね。ちなみに、高星選手はFCJ参戦2年目、開幕戦を3位表彰台、第3戦を4位、第4戦を2位表彰台を獲得し現在ランク4位。優勝はまだ無いですが、力強い走りを見せる若手ドライバーです。へー、高星選手は東海大学工学部に通ってるのかー(100の質問)、東海大学というとルマンだねぇとか。ちなみに高星選手、とても爽やかな若者ですよー。あまり湘南方面に行かないのですが、折角なので行ってみたいと思います。
元嶋佑弥ファンとしては高星選手はライバルなのですが、FCJに参戦しているドライバーはみんな応援したいんですよね。FCJを戦ってるドライバーって、みんな目標はF1チャンピオンと言い切るような生きのいい奴ばかり。そんな彼らのレースをみてると、本当に応援したくなるんですよねー、うんうん。
そんな感じのイベントですので平塚周辺の皆様! モータースポーツ好きな方はもちろん、普段モータースポーツに興味が無い方も、本物のフォーミュラカーや現役FCJドライバーを間近に観ることが出来るチャンスですよー。あ、フォーミュラ・ニッポン招待券とかが当たる抽選会があるみたいですよー。
投稿者 ymkx : 2011年6月 2日 19:00 |