2011年4月 8日
人とくるまのテクノロジー展2011 モータースポーツフォーラム
[ReTweet This!] カテゴリ:自動車技術会自動車技術会のモータースポーツ関係の発表は毎年3月に行われる『モータースポーツ技術と文化』が有名ですが、実は春季大会の【人とくるまのテクノロジー展】の中でも『モータスポーツフォーラム』と題して、モータースポーツ関連のフォーラムが開催されます。しかも、会員で無くても誰でも無料で聴講できます。
今年のセッションは、こんな感じです。
モータスポーツフォーラム(会員資格を問わずどなたでも聴講無料)
5 月 19 日(木)9:30~11:30 会議センターメインホール
企 画:学術講演会運営委員会
司 会:槇 徹雄氏(東京都市大学)
挨 拶:畑 秀二氏(マツダ)『モータスポーツを介して EV の可能性を探る』
塙 郁夫氏(サミットレーシュングプロモーションズ)
電気自動車の一日も早い普及と進化を促進する為には,限界まで挑戦するモータスポーツが最適な舞台と考え,過酷で歴史と
伝統が有る「PIKES PEAK INTERNATIONAL HILL CLIMB」にオリジナル EV で参戦.ガソリン車を相手にクラス優勝,電気自動
車世界新記録樹立を果たすまでの「TEAM YOKOHAMA EV CHALLNGE」の挑戦模様を紹介する.
『STI コンプリートカーとニュルブルクリンク 24 時間レース活動』
白鳥 文昭氏(スバルテクニカインターナショナル株式会社)
ニュルブルクリンク 24 時間レースに参加する意義はレースに勝つことだけではなく,パフォーマンスパーツやコンプリートカーを世界
一にするための技術を得る活動の場として有効と考えているからである.本講演ではコンプリートカーとレース活動の関係について
紹介する.
『WGP250cc クラスから新時代 Moto2 クラスへ』
佐藤 朋則氏(ホンダ・レーシング)
ホンダは 2009 年まで 2 ストローク 250cc レーサーにて WGP250cc クラスへ参戦してきた.また 2010 年は新世代 Moto2 クラスへ
CBR600RR ベースのエンジンを供給した.本講演では 2 ストローク 250cc マシンと Moto2 クラス転換への経緯を紹介する.
なかなか時間が取れずにこのフォーラムには行けないのですが、今年は行く予定です。
投稿者 ymkx : 2011年4月 8日 14:57 |
2010年12月 8日
モータースポーツ技術と文化-F1-最先端技術の轍(わだち)-
[ReTweet This!] カテゴリ:Formula 1/自動車技術会2011年の自動車技術会で開催される『シンポジウム「モータースポーツ技術と文化」 』のテーマが発表されていましたよ。テーマは、、、
モータースポーツ技術と文化-F1-最先端技術の轍(わだち)- [PDF]
えええーーー、今、F1ですか、、、。なんだろ、もはや、日本の自動車メーカーとF1って微妙な距離感になりつつあるのですが、ホンダの田中さんのコメントを読んで納得。折角得た知識や経験ですからね、多くの人と共有できる状況が出来たからこそ話せる内容もあるでしょうね。
参加のおすすめ
本年度も、恒例のモータースポーツシンポジウムを開催いたします.
厳しい経済状況下で,活動中止を余儀なくされるカテゴリーも少なくありませんが,機密性が低くなった機会に,極限の技術を世に問い,記録に残すことも本委員会の責務と考え,今回は特にF1 を中心に多くの貴重な講演を用意しました.皆様の積極的なご参加をお待ちしております.
モータースポーツ部門委員会委員長 田中尋真
というわけで、今年も参加予定です。PDFに載っかってるプログラムも載っけてしまえ。
プログラム:
10:00 開会挨拶 モータースポーツ部門委員会委員長
(株)本田技術研究所 田中尋真氏司 会 飯倉雅彦氏(ヤマハ発動機(株))
10:05 EV モータースポーツの動向
ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株) 進士 守氏
10:40 F-1 車両開発
TOYOTA MOTOR SPORT 新居章年氏
11:15 F-1 空力開発
トヨタ自動車(株) 南方利城氏
11:50 モータースポーツ部門委員会活動の紹介
山根健オフィス 山根 健氏12:00 交流会・昼食
司 会 林 博美氏(トヨタ自動車(株))
13:20 軽量・高効率 F1 ラジエターの開発
(株)本田技術研究所 廣政直紀氏
13:55 F1 用エンジンの開発と材料技術
(株)本田技術研究所 遠藤 一氏
14:30 F1 用シームレスシフトの開発
(株)本田技術研究所 内山 威氏15:05 交流会・休憩
司 会 山根 健氏(山根健オフィス)
15:30 F1 タイヤ開発
(株)ブリヂストン 浜島裕英氏
16:05 F1 求められる変革
(株)赤井邦彦事務所 赤井邦彦氏
16:40 閉会挨拶 モータースポーツ部門委員会オブザーバ
ヤマハ発動機(株) 木村隆昭氏
16:45 終了*プログラムは講師,会場の都合などにより予告なく変更となる場合があります.
すんげー、F1の話題満載だわ。しかも、ホンダ・トヨタの両社から出てきてる。興味深いね、これは。個人的には最後のセッションでブリヂストンの浜島さん、モータースポーツジャーナリストの赤井さんが何を話すのかが興味津々です。
このイベントは一般の方も参加できるので、興味がある方は是非参加してみてください。平日なのでなかなか参加しづらいと思いますが、ほら、今からなら調整できるんじゃない?
投稿者 ymkx : 2010年12月 8日 12:03 |
2009年2月 9日
新東名リーディングプロジェクト -「世界をリードする高速道路システム」を目指して-
[ReTweet This!] カテゴリ:自動車技術会自動車技術会の学会誌、今月の特集 安全運転を支える要素技術で『新東名リーディングプロジェクト -「世界をリードする高速道路システム」を目指して-』なんてのが掲載されてた。で、所謂、第二東名の話が載ってたんだけど、驚くべき事に静岡県内の沼津以西の第二東名って2012年に完成予定なのね、、、これにはびっくりしたよ。で、で、静岡県の引佐から愛知県の豊田東までは2014年完成予定っていうから、さらにびっくらです。がっちょーん。ああ、まてまて、工事1%しか進んでないやんけ、、、。
学会誌の話し的には、この辺りがキーポイント。
・安全・安心の実現
・環境への配慮
・多様なライフスタイルの実現
・活力のある社会実現
なんだけど、最初の二つがどのくらい実効的に実行できるかが重要だよなぁ。論文に記載されている限りでは、「災害等緊急時の代替性の確保、救急体制の支援、情報通信技術を活用した安全運転支援等」って、最後の奴が一番ポイントだよね。あと、環境については何か突っ込んでるかと思ったら、「交通混雑渋滞緩和による円滑な交通の確保、エネルギー転換への支援、周辺環境に調和した施設整備、道路構造物の長寿命かの為の予防保全の推進」とか、イマイチ新しくない話しだよなぁ。
でも、このプロジェクトの問題の本質的な所って、もっともっと手前にある気がするんだよね、、、。いちユーザーとしては、何でもかんでも組み込んでさっさとつくってもらいたい気もするけど、、、無責任だなぁ、おれ。
投稿者 ymkx : 2009年2月 9日 14:24 |