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2007年7月17日
帰ってきました、十勝から
カテゴリ:モータースポーツづがれまじだ、色々。
で、とりあえず初十勝、初24hでしたが、パドック裏の駐車場を押さえていたので環境としては悪くなかったです。が、日曜日は霧雨が続いていて観戦には超不向きのコンディションでした、不向きというかタフな状況でしたね。そして、最大の難関はWillcomがつながらなかったこと、結局PC一式を持って行ったのは全くの無駄でした、、、。そしてレース展開もモブログのみ。モブログだけだとどうしても文字が書けないんだよね、、、。
レースレビューについてはまた別途挙げるので結果のみ。
正直、トヨタがあそこまで本気でスープラを走らせるとは思っていなかった。本当にトヨタ陣営には申し訳ないんだけど、絶対に壊れると思っていました、あのペースで走ったら。高橋敬三氏(トヨタ自動車モータースポーツ部長)を現地で見かけて、本気だなぁとは思っていましたけど、あんなペースで走られちゃ評価せざるを得ないでしょう。そして、壊れなかったからね。いくら速くても、チェッカーを受けられなければ意味ありませんから。ドライバーも昨年参加した平中・クートに加え、超ベテランの飯田章とGT500&FNで速さを見せる片岡、もちろん今回のエントリーの中では最も贅沢なメンバーです。
トヨタが今年の総合優勝をどのような糧とするか、来年の24hはもちろんですが、今後のトヨタのモータースポーツ活動の中でハイブリッドというものをどのように扱ってゆくか興味深いです。本当におめでとう。
で、通常のS耐クラス。ST-1のエンドレスアドバン Zの勝利は予想していたとはいえ、2番手の黒豆リボイス GT3とは1周差。接戦を制すことができてよかったです。影山、青木のベテランに加え、若手の藤井にとっても価値ある優勝です。
続いてST-2、オーリンズランサーEVO MRはもはや言うことはないです完勝です。なんというか、ランサーワゴンの最初の異常ペースにも動じず、他チームがどんどん崩れていく中、全く動じずペースを一定に保っていたのは印象深いです。最後にはちゃーんと、クルマを洗車する余裕すらありましたしね。このチームにはもう突っ走っちゃってもらいましょう。
そしてST-3、FINA GSX ADVAN M3、マッチがまたもややってくれました。まー、マッチだけじゃないのですが、この前のセパンに続き、また、故本田耕介氏に託された十勝を盛り上げるという使命を全うできよかったです。
ST-4クラス、FD CIVIC TypeR、昨年に引き続きHONDAの若手が優勝しちゃいました。ワークス体制とはいえ、レギュラー参戦しているHonda Access ADVAN CIVICの3周差はお見事でしょう。塚越、伊沢は2年目、でも大喜び。今年初年度の中山が表彰台で喜んでいる姿は新鮮だった。何となくF3では厳しい表情をしているイメージがあっただけにね。アメリカで大活躍している武藤の代わりを見事果たすことができましたね。
で、最後にこのレースの特別クラスのTP-1、TP-2。TP-1は地元十勝のバイオエタノールを使ったクラスでエントリーは2チームと少なかったけど、無事2チームとも完走。ジェネシス・十勝エタノールDCはSEAT LEONを走らせるRED CAMEL RACING Ivo Breukersに12周差の堂々トップ。RED CAMEL RACING Ivo Breukersは最初は独自のバイオエタノールを使用する予定だったところを、ジェネシス・十勝エタノールと同じ地元の燃料を使い、最後まであきらめることなく自分たちのペースで完走。スープラと並んで環境に配慮したモータースポーツ活動に期待が掛かります。
そして、他の24時間レースに参戦しているカテゴリーTP-2ではスワロー・エボレックス DCがトップ。外国から参戦したポルシェ2台が完走できなかったのは残念ですが、また来年も是非参戦して盛り上げてもらいたいものです。
あ、結局レビューみたいな量で書いちゃった、、、。
というわけで、ドライバー・チームスタッフ・キャンギャル・メディア・オフィシャル、そして観客の皆さんお疲れ様でしたー!
投稿者 ymkx : 2007年7月17日 14:56 |