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2010年12月 5日
ファンからしてみればレース数が増えるのはありがたいが
カテゴリ:Formula 1F1関係者、増加一方のグランプリ数を懸念 [FMotorsports F1]
昨年全17戦だったF1グランプリは、今年19戦、来年はすでに20戦に拡大されることが確定しているが、こうした増加一方の動きに関係者から懸念の声が聞かれている。
この記事の中で、フランク・ウィリアムズがコメントしていること自体が興味深い。メーカー系でもなく、プライベーターとしてF1に参戦しており立ち位置的に非常に客観的な視点だと思う。
正直重要なのはレース数ではなくて、レース数が増えたり減ったりすることだと思う。レース数が増えれば、チーム側に分配されるお金は増えるかもしれない。そう考えればチームは体制強化を図り、レース数が増えたことに対応出来るかもしれないけど、一転レース数が減る場合はチームは体制を縮減しなくてはならなくなる。F1という特殊な世界だけにスタッフを増やすことも容易ではないが、減らすことは今後のF1の事を考えると望ましくないだろう。要するに、ある一定数であるのならいいけど、それが数年単位の短いスパンで増減するのはチームとしては耐えられないと思う。
更なる成功を求めてレース開催数を増やすのはいいけど、単に収入の話しだけではなく、F1というカテゴリー全体を見通した長期的な視点で考えてもらいたいですね。
投稿者 ymkx : 2010年12月 5日 09:45 |