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2011年5月26日

みん経ナイト

カテゴリ:地域

 昨日、お台場にある東京カルチャーカルチャーで開催された、みん経ナイト ~ネット発『ストリート"HAPPY"ニュース』をネタに給料日に集まって飲もうじゃないか。~に参加してきました。

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てっきり、全ての経済新聞の編集長が参加するモノだと思っていたので、下北沢経済新聞も参加すると思いきや、だーれも参加してないでやんのー。いいもーん、俺がおまえらの代わりになってやる(なれねー)。

 登壇していたのは、カルカルのテリー植田さんと杉浦裕樹編集長(ヨコハマ経済新聞)の二人が仕切って、菊地正宏編集長(仙台経済新聞)、山本ケイゾー編集長(羽田経済新聞みんなの空港新聞)、宮脇淳編集長(品川経済新聞)、西田陽介編集長(上野経済新聞)、菅野夕霧編集長(市ケ谷経済新聞)、柳原秀哉編集長(アキバ経済新聞)、西樹編集長(シブヤ経済新聞)。あと、天神経済新聞博多経済新聞の編集長の方と、リヤカーブックスの人も参加してたなぁ。

 仙台経済新聞の方も登壇していたので、最初の話題は震災の話し。震災当日は事務所のあるマンションで作業をしていたらしいのですが、揺れが酷くなるのと平行してマンションの壁にどんどん亀裂が入っていって、ああ、もうどうなっちゃうんだろう、みたいなことを考えていたとか。その後、ライフラインやネットが復旧するのに10日程度かかったんだけど、実際ライフラインやネットが切れていなくてもいったい何を配信したらいいのかわからなかったかもしれない、とか、確かにその通りですよね、、、。震災前日に配信した記事が、仙台のゆるキャラがらみの「県観光PRキャラ「むすび丸」、4歳に-ホワイトデーのお返しも」とかでよかったなーとか。や、リアルですわ、ホントに。その後、3月21日の配信記事が「インターネットを通じて情報を-東日本大震災・被災者向けサービス続々」で、ここからは震災の記事が中心になってますからね、、、。
 そして、この震災は被災地だけの話しじゃすまなくて、たとえば横浜の中華街でフカヒレを出すわけですが、フカヒレって気仙沼で生産されているからそういう話しを横浜経済新聞が取りあげる。直接の被災地じゃないけど、そういう影響ってのは日本中で出てて、それこそ下北沢だって原発問題が発生して中国人の皆さんが一斉に引き上げちゃって、スタッフがいないよー、なんて話もあるわけですからね。みん経のネットワークで震災・復興がらみの話しをひとまとめにしてるサイトがあって、こんなのみん経以外のメディアじゃ絶対に拾えないと思うんだよね。それもこれも、ここまでみん経ネットワークが拡がったから出来ることなんだよなー。

 と、そんな感じで各地の話を伺っていたわけですが、実はそれぞれの経済新聞の編集部が、編プロだとかメディア系だとかじゃない話題がありました。下北沢経済新聞はプレスラボという編集プロダクションが運営していたので、同じような編集プロダクションだとかネットメディアを運営している人たちが中心だと思っていたのですが、登壇されていた方はどちらかというとそっち系じゃなかった、、、へーへーへー。でも、その辺が他のメディアとはちょっと違う、なんだろな、メディア屋っぽくない雰囲気を醸し出してるのかもしれないですね。

 あと、みん経に掲載された後に、メジャーな新聞とかのメディアから取材が来ることがあるという話し。や、これは自分自身も経験があるのですが、下北沢経済新聞に掲載された数日後に日経MJから取材依頼が来たことが2回ほどありました。や、なんていうのかな、当然新聞社やテレビ局だっていろいろなネタを直接取材しているんだけど、地域の細かいところまでは絶対にフォローしきれない。そうなると自ずと、みん経の一次情報ってのはもの凄く強力な情報ソースになるわけですよね。ぶっちゃけ、みん経に掲載されたってどうってことはないんだけど、その後、他のメディアが追っかけてくる可能性を考えると、その地域の経済新聞に取材されるというのはとても重要なことだと認識しています。

 実は、下北沢経済新聞だけじゃなくてみん経全体の更新情報をFeedリーダーで読んでいるし、ヤフトピでみん経のネタは結構な頻度で取りあげられているから、このネットワークの凄さというのはよくわかっていたつもりでした。でも、こうやって実際に各地域の編集長が一堂に会して話をしているのを聞くと、もう、ホントにかけがえのないネットワークでなくてはならないものになっているなぁ、と実感しました。
 自分もツイートしていましたが、みん経は本当の意味での一次メディアなんですよね。同じく一次情報を扱う、新聞やテレビそしてラジオなどの既存メディアとは立ち位置がいろいろ違う。本当に可能性があるネットワークだと思うのです、末長く頑張ってもらいたい。そのためにはマネタイズの仕組みとか、まだまだやることはたくさんあるだろうし、もっとネットワークを拡げる必要があるでしょうね。

 ってな感じで、これからもみん経の各編集部の皆様頑張ってくださいねー! そして、下北沢経済新聞も頑張れーーー! なんか、仙台のゆるキャラ「むすび丸」を見てたら、下北沢にもゆるキャラが欲しくなってきたよ。下北沢経済新聞をそそのかして創らせちまえー。



投稿者 ymkx : 2011年5月26日 16:22 |