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2011年7月27日
メルセデスが本気になった
カテゴリ:F1 2011メルセデスGP、タイトル奪取に向け体制強化 [FMotorsports F1]
1955年以来のルワークスとして、満を持してフF1にカムバックしたメルセデスGPだが、昨シーズンに続き今季ももはやタイトル奪取からはほど遠い状態だ。 こうした状況を打ち破るため、同チームはスタッフを現在の450人体制から一気に100人増の550人体制に強化する方針を明らかにした。
やっと、メルセデスが本気になったのかな。スタッフを100人増やしてフェラーリと同じ規模になるという記事ですが、フェラーリよりもスタッフが少ないってのは会社の規模を考えればあり得ないよなぁ。というか、この程度で勝てるほどF1は甘くないよね。
正直、セカンドグループで争い、優勝争いには絡めないメルセデスのF1活動は、自分たちのブランドに対してマイナスの影響しか与えていないと思う。もちろん、エンジンサプライヤーとしてマクラーレンが勝っているけど、それが余計にワークスチームの立場を無くしてしまっているよね、、、。
ベネトンやフェラーリ、そしてホンダが抜けたブラウンGPでチャンピオンを獲得し続けたロス・ブラウンからすれば、メルセデスのこの決断は遅すぎると感じるかもしれない。シューマッハは3年間でチャンピオン争い出来るチームにと言い復帰してきたし、とにかく来年トップ争いをするためには今の時点から来期の開発に力を入れないといけないよね。もしかしたら、今年のマシンに対する開発を遅らせ(もしくは、ストップ)てでも、来年のマシンに注力してくるかもしれないね。予選でも決勝でも、トップチームとの差は歴然だからなぁ。
レッドブル、マクラーレン、フェラーリの三つどもえは見応えがあるけど、そこにメルセデスが加わってくればさらに面白いレースを観ることが出来ると思う。本気になったメルセデスに期待したいです。
投稿者 ymkx : 2011年7月27日 14:00 |