2011年7月13日
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX Race
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIXイギリスGPはアロンソ(フェラーリ)が今季初勝利遂げる [FMotorsports F1]
直前に降った雨によりウェットコンディションでスタートしたイギリスGP決勝レースだったが、まもなく路面は回復、インターミディエイトからオブションタイヤに履き替えてのバトルとなった。 レースはブロウン・ディフューザー規制のせいか、予想通りレッドブル勢とフェラーリ勢のパフォーマンスが拮抗、最後まで目の離せないバトルが演じられた。
あのピットストップでのタイムロスがなければ、ヴェッテルは優勝することができたのか? いや、できなかっただろう、どちらにしてもこのレースはフェラーリのアロンソが勝つ事になったと思う。
ここまでパフォーマンスが落ちるのか、正直フェラーリがつめてきたというよりは、レッドブルの失速ぶりが目立ったレースだった。そして、ここまでマクラーレンやフェラーリを上回る、確実で素早いピットストップを行ってきたピットストップに綻びが見られた。や、もうこの後、二度とこのようなミスは起きないかもしれないけど、一抹の不安を感じた。
レース終盤、3番手のウェバーが2番手のヴェッテルを猛追。チームからはあからさまなチームオーダーが出るけど、ウェバーは無視。結局、ウェバーはヴェッテルをとらえることはならなかったけど、緊張感があったことは事実。
今年、ヴェッテルには目立ったトラブルが出なかったのに対して、ウェバーのマシンはトラブルが頻発した。ポールポジションからスタートして、そのまま勝つシナリオをウェバーは当然組み立てていたはず。しかし、ポールポジション側のグリッドは偶数側のグリッドに比べ、路面コンディションが悪く、ポジションを落としてしまう。
レース終盤、ヴェッテルの後ろ3番手での走行をする中、ヴェッテルのペースが上がらない。抜きに行くこと自体は、当然の話。しかし、チームからして見ればここで両者が当たりリタイヤでもしてしまえば、、、。チームオーダーは当然なのかもしれない。でも、ウェバーからして見れば、それは受け入れることができない指示であることも事実。
結局、ウェバーはヴェッテルをパスするには至らなかったけど、このレースを見て来年ウェバーはこのチームにはいないだろうと感じた、正直、アロンソの勝利以上に印象的な出来事だった。
そして、久々に勝ったフェラーリのアロンソ、見事なまでの勝利でした。ヴェッテルがピットで後退しなくても、十分勝てたと思います。ここからフェラーリが反撃ののろしを上げることになるのか、それともレッドブルが再び勢いを取り戻すのか。
1つ言えることは、ヴェッテルは絶対的なポイント差をすでに築いているのだから、無理をする必要は無いと思う。アロンソだって勝ち続けるわけじゃないし、マクラーレンも追い上げてくる。あとは、自分とのポイント差だけ見ていれば2年連続チャンピオンはほぼ確実だと思います。
いろいろな意味でターニングポイントとなった、イギリスGPでした。
・F1 第9戦イギリスGP 決勝結果 [FMotorsports F1GP]
投稿者 ymkx : 2011年7月13日 06:52 |
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX Qualifying
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIXイギリスGPポールはウェバー、小林可夢偉ベストの8位 [FMotorsports F1]
イギリスGP予選Q3は、上位陣が2度目のアタックに入ると同時に再び雨粒が落ち始め、結局各車タイムアップならず。 1度目のアタックでのタイムでグリッドは決定した。
Q1はウェット、Q2で徐々に路面が乾き、Q3はドライコンディションで始まるけど、終盤は雨、、、なんという、ブリティッシュウェザー。やー、考えただけでも恐ろしい、、、。そんな中、ウェバーがポールポジションを獲得。なんか、予選でウェバーがヴェッテルの前に出る状況に慣れないなぁ(ひどい)。
ポールポジションはレッドブルのウェバーで1'30.399、2番手は0.032secの僅差でヴェッテルがつけ1'30.431、3番手はフェラーリのアロンソでトップからは0.117sec差の1'30.516、以下4番手フェラーリのマッサ、5番手マクラーレンのバトン、6番手フォースインディアのディ・レスタ、7番手ウィリアムズのマルドナド、8番手ザウバーの小林可夢偉、9番手メルセデスのロズベルグ、10番手マクラーレンのハミルトンというトップ10。
明らかにフェラーリとレッドブルの差が無くなりましたね。これは、ブロウンディヒューザ規制が全てなのか。予選でドライコンディションの中でのアタックがあったとはいえ、難しい状況の中のタイムアタックだっただけに、マシンの性能差がそのまま出たわけじゃなさそう。
・F1 第9戦イギリスGP 公式予選 [FMotorsports F1GP]
投稿者 ymkx : 2011年7月13日 06:41 |
2011年7月11日
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX Practice 3
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIXフリー走行3回目はベッテル最速もフェラーリ勢が肉薄 [FMotorsports F1]
イギリスGPフリー走行3回目セッションは途中わずかに雨粒の落ちるシーンはあったものの、すべてドライコンディションで行われた。
フリー走行とはいえ、トップのヴェッテルに0.063sec差という超僅差でフェラーリのアロンソがつけました。これは、やはりブロウンディフューザー規制の効果(?)の現れなのかな?
トップタイムはレッドブルのヴェッテルで1'31.401、2番手はフェラーリのアロンソで0.063sec差の1'31.464、3番手はレッドブルのウェバーでトップのヴェッテルからは0.428sec差の1'31.829。4番手はフェラーリのマッサで1'32.169、ここまでがトップから1秒以内。
以下、5番手ウィリアムズのマルドナド、6番手マクラーレンのバトン、7番手ザウバーの小林可夢偉、8番手メルセデスのロズベルグ、9番手ザウバーのペレス、10番手フォースインディアのディ・レスタというトップ10。
ハミルトンは13番手、そして金曜日のタイムから懸念していたルノー勢はペトロフ15番手、ハイドフェルド18番手と全く振るわない結果となりました。
初日クラッシュもあった可夢偉ですが、その影響は少ないのか7番手のタイムをマーク。予選に期待がかかる結果となりました。
・F1 第9戦イギリスGP フリー走行3回目 [FMotorsports F1GP]
投稿者 ymkx : 2011年7月11日 18:01 |
2011年7月 9日
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX Practice 2
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIXフリー2回目、マッサ最速! 小林可夢偉3番手タイム [FMotorsports F1]
コンディションの様子見から、1台もタイム計測がないまま前半を終了したフリー走行2回目セッションだったが、雨が降り止むのにつれ各車走行を開始。 ただ、ウェットタイヤのマシンとインターミディエイトでのマシンとが交錯。
へ? 可夢偉3番手タイムなの?? マシン修復しただけじゃなくて、エライいいタイム出してきたなぁ。と思ったら、終盤になって路面状況が改善されてきて、その中で出したタイムね。そういうことだったのね。でも、3番手タイムってのは気持ちいいな。
トップタイムはフェラーリのマッサで1'49.967、午前のトップタイムとの差は+3.364secで午前よりもヘビーだったんだね。2番手はメルセデスのロズベルグでトップからは0.777sec差の1'50.744、3番手はザウバーの小林可夢偉でトップからは1.428sec差の1'51.395。4番手は可夢偉とは0.043secの僅差に付けたマクラーレンのハミルトン、5番手は僚友バトンでこちらもハミルトンとは0.08sec差と僅差。以下、6番手フォースインディアのスーティル、7番手チームメイトのディ・レスタ、8番手ウィリアムズのバリチェロ、9番手ザウバーのペレス、10番手トロロッソのブエミというトップ10。
レッドブル勢はウェバーが14番手、ヴェッテルは18番手。ウェバーは6周、ヴェッテルは4周と難しいコンディションの中リスクは背負わない事を選択したのかも。
あと、気になるのはルノー勢。午前(ハイドフェルド16番手、ペトロフ17番手)も午後(ペトロフ11番手、ハイドフェルド16番手)もピリッとしない結果。もしかしたら、ブロウンの影響が一番大きいのはルノーなのか? ウェットなので何とも言えないけど、タダでさえパフォーマンスが落ち気味だったのに、こうなっちゃうと大変だなぁ、、、。
金曜日はウェットだったシルバーストーンサーキットですが、土日は晴れ予想(公式サイト予報)。といってもねー、イギリスだからねーーー。まー、可夢偉的にはウェットが絡んでいた方が、トップチームとの差が狭まると思うのでウェットに期待したい。
・F1 第9戦イギリスGP フリー走行2回目 [FMotorsports F1GP]
投稿者 ymkx : 2011年7月 9日 07:05 |
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX Practice 1
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIXイギリスGPフリー、ウェバー最速も小林可夢偉クラッシュ [FMotorsports F1]
イギリスGPのフリー走行が、英国らしい不安定なウェットコンディションのもと始められた。 なお今年もシルバーストーン・サーキットは変更が加えられ、ホームストレートがクラブコーナーの後に移動させられている。 またドライバーでは、既報の通りヒスパニアのカーティケヤンに代わり新人のダニエル・リカルド(21歳:オーストラリア)が今回F1デビューを果たす。
雨のイギリスGPが開幕です。それより何より、可夢偉が大クラッシュなんだけど大丈夫か? 体に影響はなさそうなので一安心だけど、マシンが、ね、、、。
トップタイムはレッドブルのウェバーで、1人だけずば抜けて速いタイムで1'46.603。2番手はメルセデスのシューマッハでトップからは0.660sec差の1'47.263、3番手はウィリアムズのバリチェロで1'47.347。4番手にはザウバーのペレス、5番手にはフェラーリのマッサが入りここまでがトップから1秒以内。以下、6番手メルセデスのロズベルグ、7番手フェラーリのアロンソ、8番手マクラーレンのハミルトン、9番手フォースインディアのヒュルケンバーグ、10番手トロロッソのアルグエルスアリ、となんだか見慣れない並びになった。なんだろなー、ブロウンの影響が出てるのか? あれ? バトンは?? 15番手だって、、、ハミルトンも8番手で、これはマクラーレンに影響大だったの。でも、まー、ヴェッテルも13番手だしウェットだしねぇ。
で、可夢偉は18番手です。クラッシュの影響もあるだろうね。まー、マシンはチームが直してくれることでしょう。これがデビューレースとなったHRTのリカルドは最下位で、チームメイトのリウッツィとの差は1.191sec差でした。まあまぁじゃないかなぁ、HRTのマシンだし。
・F1 第9戦イギリスGP フリー走行1回目 [FMotorsports F1GP]
投稿者 ymkx : 2011年7月 9日 06:51 |
2011年7月 8日
2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX TIMETABLE
[ReTweet This!] カテゴリ:2011 FORMULA 1 SANTANDER BRITISH GRAND PRIX本日からエゲレスGPですな。ちょっと、レッドブルを押さえることなんて絶対無理じゃ無いかとか思っていましたが、フェラーリの速さに注目したいと思います。アロンソ、マッサ共にスピードを戻してきてる感覚があるので期待。
2011年Rd.9:イギリスGPスケジュール [FMotorsports F1GP]
去年はポールがヴェッテル、ファーステストラップはアロンソ、そして優勝したのはウェバー。ウェバー、いい加減この辺りで勝っておかないと、ホントに来年は乗れなくなっちゃうよ。それとも、ヴェッテルの2年連続チャンプを後押しするのかなぁ、、、。
投稿者 ymkx : 2011年7月 8日 10:30 |