2009年3月16日

変化する顧客をとらえるWOM(クチコミ)マーケティング

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

2009年03月16日(月)
18時00分 ~ 20時50分
渋谷区立商工会館2階「大研修室」
ネットの普及・進歩とともに数年前から話題のWOM(Word Of Mouth:クチコミ)マーケティングですが、広くビジネスにインパクトを与えると期待されています。2008年末に発足したWOMマーケティング協議会設立準備会(http://womj.jp/)の世話人・発起賛同人の中心メンバーを招き、キーノート・スピーチとパネルディスカッションを行います。広告、PR、メディア業界を代表する豪華パネリスト(WOMのパイオニア)が、WOMマーケティングとは何か、WOMの可能性と課題、やっていいこといけないこと、そして変化する顧客とどう対話していくかについて、マーケティングとビジネスの視点から話します。ブログやSNSでのWOM、WOM時代の顧客・市場、企業におけるWOM戦略などを、日本の事例や海外の動向を交えて議論します。
井上一郎氏(株式会社アサツーディ・ケイ)
藤代裕之氏(エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社)
本田哲也氏(ブルーカレント・ジャパン株式会社)
四家正紀氏(株式会社カレン)
本荘修二(XSHIBUYA代表)<モデレーター>

キーノート
藤代さん

・WOMマーケティング協議会設立準備会
・2008年2月のPR系ブロガー懇親会が起源
・毎月1回の勉強会
・年末に設立準備会を設立
・3月19日にガイドラインについて考える勉強会
・クチコミは、インターネットに限らず様々な種類のモノを含む
・発起賛同人、たくさんになってきた
※ああ、おれ入っちゃってるんだよなぁ
・ネット系の会社が多い、事業者も入ってる、とにかくクチコミに関わる人がたくさん
・ガイドライン策定に向けて競技を行っている
・個別の話しじゃなくて、大枠の奴


パネルディスカッション
モデレーター
・本荘修二(XSHIBUYA)
パネリスト
・藤代裕之(NTTレゾナント)
・井上一朗(ADK)
・本田哲也(ブルーカレントジャパン)
・四家正紀(カレン)


・発言は個人的な見解

・井上さん、第一クロスコミュニケーション局長
・本田さん、PR会社

・クチコミマーケティング
・オンラインもあれば、オフラインもある
・クチコミをビジネスチャンスに活かすもの

本田さん
・オバマ大統領の勝利、史上最大のクチコミ
・非常にダイナミックの例
・大統領選の時にはPR会社を使う
・オバマ氏自体の価値もさることながら、うまくアピールできた
・620億円の献金、ほとんどが個人の献金、ネットを使った
・30ものソーシャルメディアを使った
・マケイン氏のネット露出に対して5倍から10倍
・如何にいいものを広げるか

・クチコミが世の中を変える、その減少のうちの一つ

四家さん
・クチコミは言葉があった頃からはじまった
・ビジネスでも使われてきたはず
・発言をする場が充実してきた
・可視化されてきた
・飲み屋で話すのと、ネット上で書き込みを行うのでは全くインパクトが違う
・情報の伝播
・デバイスの充実、低価格化、ビデオカメラなど
・テレビなどの今まで宛にしていた大手メディアの情報だけではダメだと、そういう考え方が出てきた

藤代さん
・クチコミが可視化されると怖い
・Googleで8万件ヒット
・検索エンジンで表示される情報を鵜呑みにされる
・気付かないうちに評判を落としているのかも

井上さん
・昔ならマス媒体
・でも、最近は落ち込んできてる
・議論が10年前と全く違う
・10年前もクチコミのインパクトはあったけど、ボリュームは小さかった
・でも、最近は認知・比較検討共にクチコミの占める割合が大きかった
・クチコミ、ブログとはなんなのか? ユーザの代表なのか? もはやメディア的なブログもある
・まずは現状の課題を整理することが重要

・アメリカはPR市場が日本の10倍

本田さん
・広告に比べてPRは理解に個人差がある
・public relations
・日本は大きな広告代理店とメディア、ナショナルクライアント、この構造の中でPRの入り込む余地がなかった
・国民性・お茶の間の違い、TV CMで認知する、アメリカは都市圏の問題からちょっと違う
・PRは日米で全く違ってる
・PRとクチコミは相性が良い
・お金をもらってクチコミする、それは無い
・いいものを伝えたいという心理
・PRの考え方は日本で遅れている
・可能性は増えてきている

・ブログはメディア化していて、ユーザの代表とは異なってきているモノもある
・今後のブログマーケティングは、今後どうなっていくのだろう

四家さん
・ネット上のクチコミに限定、CGM
・一番手軽なモノは掲示板、2chでも色々なことが起きている、商品別の掲示板、それを買うときに悩むジャンルのモノ、家電・コスメ・就職
・2004年以降のブログの登場、個人の情報発信のツール、強力な人がどんどん力をつけてきた
・ブログの最大のポイントは、書きやすい、情報発信の敷居が下がってきている
・ブロガーというくくりは緩い
・アルファブロガー、日本には200~300くらい、でも1万いるという人もいる、車ぐらいに色々な人が使うモノだから
・既存のメディアに並びつつあるようなブロガーがいる
・そこまで行かないけど、特定ジャンルに響く人がいる
・読者は多くないけど、とてもいい内容を書いてるブログもある
・逆に、スパムブログというモノもある
・これらを一緒くたに語ることが危険
・影響力の強いブロガーは、読者がついてきているので自らを律する動きが出る
・ブロガーリレーションズ、メディアリレーションズの一環、新しいメディアが出来たと考えるべき
・その延長線上に、発信する個人(お客)とのつきあい方
・しかし、お客様ではなく、企業からお金をもらって書いている人もいる
・もっと、攻撃的な人たちもいる、ネガティブキャンペーンなど

・未完成ではあるけど、情報発信力のあるもの
・企業はそれを使えれば理想的だが

井上さん
・クチコミされるための素養
・クチコミに乗って耐えられるほどのバリューがあるか、商品力が無くても有力なユーザーが使ってるか、話題になるような広告展開を出来るか
・BMW、制作費に大量のお金を使い、媒体費をゼロにする、ハリウッドの監督などが作って、クチコミで広げる

・空気って作れるモノ?

本田さん
・PRの役割は、商品認知のみならず、その商品を買いたくなる空気を作るというのもある
・我々を取り巻く情報が増えすぎてる、ほとんどの情報はスルーせざるを得ない
・信頼性は自分たちでは作れない、第三者が創り出すモノ
・だからこそ、信頼性を創り出す第三者のメッセージは必要
・関係を創って維持する、リレーションズ
・あなたを褒めてくれるような人というのは、いきなり出てくるわけじゃなくて、ある程度の期間と関係維持が必要

・ブロガーは自由だから自由に書く、企業はどう対峙すべき?

藤代さん
・どうにもなりません、検索結果の上位に出されても、、、
・取材をする側は自己規制がかかる、ブロガーはかからない
・ラーメンブログ、下手なガイドブックよりも有力な情報、お店からしたらメディアよりもきっちりと付き合いたい
・ファンを如何に結びつけてコミュニケーションするのか

四家さん
・新しいスカイライン
・記者発表をやった後にブロガー発表会、ブロガー八十数名、スタッフを揃えてブロガーの取材を受ける
・車にだけ興味を持っている人だけじゃない、面白いブログを書いてる人もいる、免許持ってない人も来てる、全然押すつもりじゃなかったカーオーディオ等の話を書いてくれたりする
・サントリー
・蒸留所にブロガーを招くイベント、訴求したかったことはこういう環境で作っていることを知ってもらう
・が、ハイボールの記事が出てきた、で、ハイボールイベント、もはやテレビCMでもハイボール
・企業側が伝えたいモノを伝えたい人だけに伝えていてはいけない、ブロガーは自由、どこに目をつけるか分からない
・情報公開の範囲を広げることで新しい何かを発見してもらう、ファンじゃなくても良い
・否定的な書き込み、そういうものは当然上がってくる、正統な批判であればきっちりと受け止めるべき、トラックバックなどで公式ブログからリンクされる
・そういう意見が、公式サイトに上がっているということはこれまであり得なかったこと、でも、それはユーザに取ってはプラスなのかもしれない

・課題は山積み、課題について

井上さん
・ブロガーをメディアと同等に扱う
・記事にするかどうかは分からないが
・PPP
・もし、車を1年貸与だったら、、、悪いことは書きづらい
・黒なのか白なのかガイドラインはない
・新聞は記事に対するガイドラインがある、広告についてもガイドラインがある
・新聞協会、雑誌協会に所属しているようなメディアはちゃんとしてる
・ブロガーは、、、ブロガーに記事を書かせる側がガイドラインを決めているけど、各社まちまち
・自発的じゃないけど自発的っぽく書かせることの問題
・リアルでもあった、しかし、問題になったとしてもあまり知られない
・今は簡単に記録されてしまう
・だからこそ、ガイドラインの策定

藤代さん
・ガイドライン、ガイドラインを策定しようとすると立場がはっきりする
・その時点でどんな問題が有るのかはっきりする
・ホントのクチコミかそうじゃないクチコミか分かる
・接している情報がウソかホントか分からないことは困る
・ビジネスだったらどうなのか、メディアだったらどうなのか、クライアント側も、、、
・プレイヤーが多いけど、消費者側の視点が最重要
・メディアのガイドラインが微妙になりつつあるけど、クチコミについてはガイドラインが全くない状態

本田さん
・活用する上での課題
・クチコミ、クチコミ、って言うけど目的は何?
・なんか凄いらしいからやって、みたいなオーダーがかつてはあった、最近はなくなってきたけど
・一つはチャンネルとしてのクチコミ、低コストで効率よく、広める手段としてのクチコミ
・もう一つはコンテンツとしてのクチコミ、クチコミそのもの、第三者としての声が上がっていると言うこと
・クチコミで広げることは広告でやってもよい
・ホントにクチコミマーケティングをヤルベキなのか?
・本来の目的に戻るべき

四家さん
・マーケティングはトータルで考えなくてはならない
・取り組むことによって、これまでやってきたことが相対化される
・ネット広告に対する疑問、でも、これまでの広告ってどれだけ広告があったって数字取れるの?
・ステルスマーケティング
・ネットコミュニケーションを使うことで、相対化されることが重要
・それぞれの立場の人たちが見つめ直すことが重要

・ファイナルコメント

井上さん
・バブル崩壊後世代
・決してものを買いたくないわけじゃない、損をしたくない
・テレビCMで何をやったとしても動かない
・消費した人たちの声を聞きたい
・大前提、クチコミに耐えられる商品やサービスでなければならない

藤代さん
・大量消費をバカだと思ってる世代
・興味を持っているモノにはお金を使う

会場からの質問

クチコミのマイナスの側面を持つクライアントさんへの説明
・関心がある会社さんに対して、事例集を作ってる、それで説明する

芸能人ブログでの発言
・いいと思う、ファンにも効く、ある意味アルファブロガーも芸能人ブログも同じ(藤代さん)
・費用対効果でいくと、結構かかる、そのお金を使うんだったらやりようがある。頭の使いようがある、個人的にはどうか、と。影響力がないわけじゃないけど、仕掛けとしては「?」(本田さん)
・CM契約してるタレントさん、強要はしてないけど、自分で書いてくれる。企画としてやってる、エンタメのコンテンツになる(井上さん)

プッシュかプルか?
・完全にプルだと思う、情報がいっぱいある中でプッシュは厳しい(本田さん)

投稿者 ymkx : 2009年3月16日 21:40 |

2009年2月26日

京都ブランドフォーラム in 東京 『日本の文化・京都の魅力』

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

京都ブランドフォーラム in 東京 『日本の文化・京都の魅力』
コーディネーター:寺脇研(京都造形芸術大学教授)
パネリスト:
・笹島保弘(イルギオットーネ オーナーシェフ)
・永田萠(イラストレータ・絵本作家)
・島田昭彦(株式会社クリップ 代表取締役)

・京都の観光は不況の影響をあまり受けていない

寺脇氏
・不況の話し
・モノが売れないのではなく、売れるものが無い
・成熟し始めた社会という仮説
・河合隼雄が師、文化庁長官時代からのつきあい
・バブル崩壊後の不況時、文化・芸術どころじゃない
・不況だからこそ、文化・芸術を考えよう、しかしメディア・政治は不況克服一辺倒
・東京からやろうとするからいけない、むしろ東京以外から始めたら道だろう
・関西から日本の文化を元気に、真っ先に手を挙げてくれたのが、京都・大阪・神戸
・景気回復が始まる前から、関西は動き始めていた
・関西の方が歴史は古く、文化は深い
・文化をバックボーンにしている人たちの存在、関東の経済をバックボーンにしている人たちとの違い
・丸の内、豊島区、新宿、、、全部関西の影響
・政治経済は関東、文化は関西から
・京都、子供の頃教科書で学んだものや、修学旅行で見た京都ではなく、ここ最近は新しい京都が生まれている、新しい京都の文化が生まれている

笹島氏
・大阪生まれ、大阪育ち、両親が一時期京都に住んでいた
・ずっと、大阪、そのあとイタリア、帰ってきてから大阪じゃない関西圏で、というわけで京都で仕事を
・京都に凄く興味があった訳じゃなかった、でももう20年経つ
・具体的に何がはまっているのかは説明できないけど、自然に京都にはまっている
・最初の頃から感じていたけど、愛情がある人たちが多い
・京都発信のイタリア料理
・イタリアという国が好き
・京都で過ごす内に、京都の地のものにも興味を持つ
・京都というと、東山、鴨川界隈、そのあたりにお店があれば
・八坂の五重塔の真横でお店を持った
・鴨川の脇に新しいお店を構えた
・巡り会い
・東京にもお店があり、京都と往復の日々
・最終電車21:20、21時のラストオーダーのあと新幹線に乗って京都に帰って寝る、次の日仕事が東京であったとしても
・京都、日本人のDNAの中にある原風景のうちの一つ、無性に落ち着く
・東京から京都に来た人はみんな「京都っていいですよねぇ」と言う
・不思議なオーラがある街だ
・もちろん、いいところばかりでもない
・東京と京都で対局な部分、たった新幹線2時間の距離なのに
・水が合う、合わない
・昆布だし、京都の場合煮出さなくても、昆布をつけておくだけで出汁が出る、東京のお水では出ない
・京料理は水の料理、水が軟水、色をつける必要がない、実は京料理は味が濃い
・東京の料理には色々な調味料を加えないといけない
・素材に関しては京都は野菜、京野菜以外もとにかく素材がよい
・スパゲティは東京が良い、東京は硬水、細麺適
・料理は土地土地のもの
・東京赤坂の某店
・京都から毎日100リットル水を運んでいる
・はも・あゆの料理を東京で作っていると、不思議としっくり来ない
・むしろ東京の魚を使った方がしっくり来る
・その土地のものは、その土地で調理した方がよい
・地方からのオファーを受けてよく行く、地元(京都)発の料理という考え方をを色々な地方に浸透させたい
・京都が大好きで京都に来た訳じゃないけど、知らず知らずのうちに京都で人生の半分を、その時を経てやはり自分が京都に惹かれている事に気付いた

永田氏
・ファンタジー絵画
・40年
・100冊以上、ほとんどを京都で書いた
・しかし出版社は東京
・東京の出版社から言われることは、なぜ東京に住まないのか?
・私は本当に京都にあこがれて、学生時代を過ごして、いい先生に出会って、仕事を始め、会社を作り、子供を育て、、、人生の大半は京都で過ごしている
・でも、京都ではよそ者、、、5代目までは恥ずかしい
・創造する為の環境、それは東京では感じることが出来ない
・事実東京でも仕事をしたことがあるので分かるけど、何かが違う
・京都には川がある、川の流れがある
・京都の川は自然の風情が残されている
・でも、人の手が入っている、人のぬくもりを感じる
・世界中仕事で回るけど、京都の山を見るとほっとする
・今は上賀茂に住んで居る、薄墨画のような山々、ココじゃないとダメだと感じる
・絵描きは自然にあこがれる、美しいと感じて描く
・京都は絵心がくすぐられる
・文化をバックボーンと持っている、それだけに厳しい目で見られる
・新聞は京都新聞、全国紙は地方新聞、、、すごい
・京都を愛する人たちは京都新聞を購読する、京都外でも
・京都を売り物にするな、知ったかぶりをするな、新聞連載時に編集者から言われた心得
・変なことを書くと、すぐに電話がかかってくる
・京都人が難しい訳じゃない、京都人は都人、批判力を持っている、京都に住むことに責任を持っている
・洗練された京都人に学ぶことは多い
・京都の子供について、未来の京都人
・上賀茂小学校、太田神社、上賀茂神社
・子供をよく書くので、仕草を見ている、横顔や後ろ姿などをデジカメで撮ってる
・子どもたちの会話、お豆さん、お芋さん、「さん」をつける、これこそ京言葉だと、住んでいる人たちの言葉
・お地蔵さんがいれば、ちゃんとお辞儀をする、手を合わせる、教えられたものではなく自然に身についた文化、そして、それを教える大人がいる

・地蔵盆の話し、否応なしにお地蔵さんを意識せざるを得ない
・週休二日制、うまくいっているのは京都と沖縄、東京はうまくいかなかった
・地域が子供を育てようという考え、未だにその考えがある
・あらゆる人が田舎者になれるのが京都、東京人でも京都では田舎者
・東京にいると自分を客観的に見れないけど、京都だと客観的に見ることができる

島田氏
・株式会社クリップ、人・物・文化をクリップする、キーワードは伝統とモダン、京都・烏丸大学NPO
・生まれ育ち京都、高校まで京都
・実家は着物に家紋を描く仕事、紋章工芸、着物を作る課程のうちの一つ、お客さんは皇室や歌舞伎など、地味で内向きな仕事
・小中高と外向きに育っていた、家の仕事が好きになれなかった
・口うるさい職人が多い
・家も人間関係が親密で、周りのおばちゃんが口うるさい、京都らしい環境で育った
・東京の大学、東京の出版社、文藝春秋Number
・1990年代、日本人アスリートが世界に飛び出した時代、自分も一緒に海外に行った
・海外では、国ではなくどこの街から来たかと聴かれる、イタリアではよく聞かれる
・そして京都と答えると、イタリアの片田舎のおばちゃんが京都のことを知っている
・京都についてその魅力を考えさせられた
・出版社の次は京都に立ち返るべきだと感じた
・それまでほとんど京都に帰らなかった
・久しぶりに京都に帰って、色々な人たちの話を聞いた
・和傘のお店年商100万円、月商じゃない
・匠、いいものは作れるけど、今の時代にマッチするモノを創り出すことは出来ない
・東京のデザイナーを連れて行った、和傘を照明器具に変えたいと相談
・和傘の上を閉じないデザイン、世界に発信できるモノに
・リデザイン、京都のモノを世界に送りだす
・伝統とモダンを融合
・伊右衛門、サントリーと福寿園のコラボレーション、ペットボトルお茶、伊右衛門カフェ
・衣食住
・竹と和紙、フランスで受け入れられた
・現在は東京と京都を往復しながら、京都の様々な文化を世界に発信している

・けったいな人やな、変わった人、変人、面白い人、実はその人を認めている評価
・おもろい人、同じく、でも、東京では嫌がられる、人をバカにしているのか、と
・京都産業大学の益川先生とか
・人まねはしない独自性を追求する
・10何代続いていても変化している
・伝統は革新の連続である

・レストランには色々なお客さんが来る、とんでもない何代も続いてる料亭の人、そんな人たちから様々な質問を受ける、色々なモノを受け入れている、自分の代で出汁の味を変えるとか
・老舗はそのような変化を受け入れているモノが残っている
・京都にはトラディッショナルなお店もあるし、革新的なお店もある
・古いモノを守るだけではなく、新しいモノも受け入れる

・イルギオットーネ10代目の頃には、イタリアンじゃなくて京料理になっていたりして
・漫画、映画、全く新しいものは京都から
・映画の機械は西陣の職人がメンテナンスしたとか

・東京のホテルで着付けの時に、「京都から来た」というとプレッシャーになる(笑)
・着物は注目される
・京都に住むことの幸せは、街に着物のメンテナンスをしてくれるお店がいくらでもある
・汚れてもメンテナンスできる
・着れなくなったら羽織にする、その先は帯に出来る
・着物は三割方美人になれる
・京都は着物を着ている人には親切になる
・着物も新しいものが出てきている
・グラフィックと染色
・インクと染料は似ている
・絹に染料で作品を作っている、絹絵、色あせしない、退色しない
・新しいモノを創り出せる、そういう街

・和装文化
・まずは着物に触れてもらいたい
・でも接点が少ない
・京都駅で着物に着替えられる、気軽に
・東京で仕事を終えて京都に来る、海外のアーティスト、着物に着替えたいという希望があったり
・京都市長の正装は着物
・京都では外人が着物を着ているシーンが多い

・イタリアで仕事をもらう、その条件として京都でお店をやっている、そして東京でもお店をやっている、彼らからすると京都と東京は全く違う街で、その二つの街で仕事をしていると言うことは非常に興味を持たれる
・スーツケースに鱧を入れて持って行く、ゆず・七味・昆布、いろいろ持って行く
・受け入れられるかどうか心配だったけど、とても興味を持ってもらえた
・イタリアもフランスもプライドが高いが、とても興味を持っている
・アメリカより欧州の方が、京都に興味を持っている
・日本酒を造った、自分の料理に合う日本酒を、ワイングラスに合う日本酒を
・清水焼にイタリアンを盛る
・京都の文化・技術の情報が少ない、接点を積極的に創り出したい

・日本の箸、海外の人たちは興味はあるけど触れたことがない人が多い
・箸は、箸自体より、竹や漆といった素材に興味を持つ
・3年5年10年経つと、それらの素材感を海外の人たちに広めることが出来るのでは

・イタリアン、そういった区分けが出来ない領域
・イタリアでは味噌醤油は当たり前、日本人だからこそ出来る盛りつけ、感覚的な部分を見せると評価される
・フランスの三つ星シェフが店を閉めて、京都の料理を学びに来る

・京都は色々な意味で追い風が吹いている
・本物を知る人は、すぱっと本質が分かる、そういう人たちが京都に興味を持っている
・京都の日常の暮らしは、日本の上質の暮らしと感じる
・お金をかけるわけではない、心、感性の問題
・京都の人は、一度京都を離れるべき、京都の良さを知る、京都の為になることをしたくなる
・なぜか、京都出身の人は京都に帰ってくる

・京都がいいんだ、他がそうじゃないという訳じゃない
・日本のいいところは京都のいいところと重なる
・京都のいいところは、日本人全体が抱くべき日本の良さ

・東京が京都がと言う考え方ではなく、あくまで日本の中の京都、東京の良さ、それを見いだすべき
・世界を意識して、日本の良さを見いだしたい
・その上で、それら全部をひっくるめて地球の文化と思いたい

-----

とても興味深いフォーラムだった。何となく京都に抱いていた感覚がはっきりした気がします。京都に4年間住んでいただけでは全く分からない魅力が分かりました。うーぬ、京都でのビジネス、色々アイデアが沸くけど、もうちょっと自分自身勉強しないといけないなぁ。

投稿者 ymkx : 2009年2月26日 15:57 |

2009年2月19日

東京ビックトーク~石原都知事と議論する会に行ってきた

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

 2月17日に新宿のパークタワーホールにて開催されたイベント『東京ビックトーク~石原都知事と議論する会』に行ってきました。これだけだとなんのイベントかさっぱりですが、サブタイトル『こうして2016年 東京オリンピック・パラリンピック 招致を勝ち取る!!』ってのを見れば明らかで、今年の秋に決定する2016年の夏季オリンピックの招致についてのイベントでした。

1.jpg

 参加者がすごく豪華で、石原都知事を筆頭に進行は魚住 りえさん、とみのもんた氏(東京オリンピック・パラリンピック招致大使)もどっちかというと進行役だったのかな、で、森末 慎二氏(東京オリンピック・パラリンピック招致岡山ふるさと特使)と成田 真由美氏(パラリンピック競泳金メダリスト)のオリンピック・パラリンピック経験者、そして玉木 正之氏(スポーツライター)という顔ぶれ。しかも、ブロガーイベントという訳じゃなくてふつーのイベントのブロガー枠なのに最前列というプレミア、、、SPの人がうろうろしてて恐ろしいです。入り口には金属探知機とかもあったしなぁ(しかも、何度も引っかかる、、、)。

2.jpg

 そんななんだか盛りだくさんな面々でイベントはスタート。正直、2016年のオリンピックについては、「ああ、東京になればいいなぁ」位の印象しかなかったので、パネリストの皆さんの入れ込み様に若干びびりつつ、それぞれの想いを聴きました。
 色々印象的な言葉はあったのですが、【オリンピック・パラリンピック】とセットで実施するのは史上初のことだとか(同じ会場で開催してるからセットだと思っていましたが、どうやらイベント的には別々らしい)、実は東京で開催するとバカみたいに施設を作らなくてもメインスタジアムだけ作ればいいとか、経済効果が凄まじいしかもイベント単体で黒字になりえる、とか、、、。全然意識していなかったんだけど、こうやって招致をやってる当事者の人たちから話を聞くと、断然東京でオリンピック・パラリンピックを見てみたくなりました。

3.jpg

 後半はフリートーク的な展開でそれぞれがオリンピック・パラリンピックにかける意気込みを交わします。中でも印象的だったのは、環境に対する意見。東京で開催する場合は、主要会場は半径8km以内で選手のアクセスが容易=移動とかで排出されるCo2が少ない、とかそのあたりの意識は全くなかったな。で、新たに作るのはメインスタジアム(陸上競技とか)だけってのはちょっとびっくり。確かに、都内には色々あるからねぇ。実は資料を読むと、現存の設備も色々いじらなきゃいけないんだけど、全くゼロから作るのに比べれば確かに負担は少ないよな。でも、13号地界隈の埋め立て部分が会場になるらしく、あの辺りはすごい勢いで森にするだとか。うーん、細かく見ると色々な考えが交錯しますが、まあいいんじゃない?
 あと、金ですね、金。やっぱ、経済効果がすごいっていう玉木さんの話しがガツンと来ました。スポーツイベントというとどうしてもF1を比較対象に出しちゃって、ああ、ト○タとか目茶苦茶持ち出しじゃんか、オリンピック・パラリンピックだって東京都と日本からどのくらい持ち出ししちゃうんだYO!と勝手に思い込んでましたが、全体予算で3000億円程度、経済効果的にはもういっこ桁が上っていうから、ああ、これは日本での開催が決定したら今の世界不況とか日本から上向きに変えられるんじゃないの? とか(楽観的過ぎますが)思った次第です。
 同じく玉木さんから、実はオリンピック・パラリンピックではアートイベントを併催しているという話しも。それは、ホントに知らんかった、、、スポーツ選手だけの祭典じゃないんですね、オリンピック・パラリンピックは。

4.jpg

 で、一般参加者からの質問がいくつか。研究してる学生さんからの質問で環境の話が出たら、どうやら石原都知事は環境についてはオリンピック・パラリンピック以上に刺さってる話題らしくて、大変壮大な話しに進んだりしました。
 あと、お子さんをお持ちの方からの意見で、現代の子供に何か目標を持たせたいという話しはおなじ立場として思うところありでした。

 そして、パネリストの皆さんそれぞれの一言でイベントは終了。オリンピックによってもたらされる有形・無形の資産の素晴らしさを再認識させられました。

 で、イベントは終了ですが、ブロガー参加者は引き続き玉木さん・森末さん・成田さんの3名と意見を交わす懇親会に参加。うーぬ、どこまで贅沢な扱いなんだ、ただのブロガーなのに、、、。30分くらいの時間でしたが、イベントより緩やかな意見を聞くことが出来ました。1964年の東京オリンピックをテレビで観戦した玉木さん。2016年に東京で開催できたらテレビで観戦するのが夢なんて、、、感慨無量で現場には行けないとか。でも、2016年頃にはテレビで観戦っていっても、相当なことが出来るはずだよね、日本だったら尚更。
 あと、成田さんをはじめとしたパラリンピックの選手の皆さんが、これまで本当に大変だった話しには色々考えさせられました。それだけに、今回、【東京オリンピック・パラリンピック】と一つで語っているのは本当に深い意味があるんですね。

5.jpg

 というわけで、東京オリンピック無関心派から東京オリンピック・パラリンピック推進派になりました。ええ、深いことはこれから、単なるイベント好きですから。ああ、なんかからみたいなぁ、Webのプロとして。


投稿者 ymkx : 2009年2月19日 10:21 |

2009年2月14日

RTCカンファレンス Vol.29 『不況撃滅』 -グリー田中良和社長 いってきた

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

 というわけで、行ってきました、GREEの田中社長見たさに。いつもの書き殴りメモです。正しいことを書いてるとは限らないので鵜呑みにせぬよう。

---

RTC Conference
Digging the RealTime Context
Vol.29
『不況撃滅』
グリー 田中社長


・GREE Night 2.0、そんなものがあったのか、、、あ、行かせたわおれ木村(誰?)に
・10万人越えだって、このタイミングで
・そこからmixiが急上昇なんだよね、mixiに抜かれちゃうし
・以降、mixiの天下
・かと思われたが
・突然、復活ですよ、恐るべし
・2006年7月のKDDIとの提携、ここだよな
・11月にモバイルにシフト
・2007年3月に100万人越え
・2008年5月500万人越え
・現時点では、、、言えんらしい
・突然勢いを戻したよね、なんでやろ

・vizooのデータ、モバイルネット3兄弟
・GREEの加速度が2社とは違う

・人口の90%が携帯所有
・そのうちの90%が3G
・そのうちの半数がパケ放題
・モバイルコンテンツ市場は1.1兆円、10年くらいで
・モバイル利用が長時間化
・1人当たりが伸びてる
・GREEがmixiに売上で迫り、営業利益率は超える予測
・2007年までは赤字だった
・営業利益率がすごいな、60%越え、、、


・田中社長の登場

・大学時代が起源
・インターネットビジネスの先駆け的な
・ビットバレー?
・mixiの笠原さんとなにかやってた、、、そうなんか
・20代後半、30代が活躍している姿、そんな世界があるのか、と
・そういった生き方をしたい
・最初はSo-net
・ネット系で新卒採用をやってるところが少なかった、、、NTTを蹴って
・ベンチャーで働きたかった、So-netは違う
・1年くらいで辞めちゃった
・でもって、楽天へ
・友人が楽天だった、そんなんばっかやね
・元々、なんちゃってMBA・経営系
・大学時代は経営・経済系
・社長がやりたいんじゃないぜ、いいサービスを作りたい
・楽天ではブログビジネス、楽天広場を担当
・まだ、全然流行ってなかった頃に、、、
・で、次のSNSに目が行ったけど、、、
・会社ではブログもビミョーなのにSNSなんて
・なので、個人で作ってみた
・最初はレンタルサーバで作った、キャッシングとかして
・プログラムは自分で書いた、楽天で得たスキル的な
・初めて1ヶ月で1万人、辞めるに辞められないな
・お金が生まれるわけでも無いし、褒められるわけでもないし、、、深夜までやらなきゃいけないし
・しばらーく、1人でやってた
・会社にしようと思ったのは2004年の中頃
・収益を上げないと続けられない
・収益が上がらないものは発展しない
・いいサービスを作るためには、いい会社を作らなきゃいけない
・CGMでビジネスなんてあり得ない空気があったからこそ

・mixiにユーザ数が抜かれたとき
・悔しいしどきどきしたけど、、、
・よくよく考えるとGREEってゼロ歳の会社じゃん、イーマーキュリーって8年くらい経ってるし
・相手がどうこうより、自分が成長することを重視
・Find-jobの存在、これは大きい
・アイデアは実現するフィールドや実力を見つけてなんぼ

高収益・高成長の要因は?

・広告メディア収入と課金ビジネスを同時に
・個人からとか法人からだけじゃなくて、両方からお金をもらうからバランスのよいメディアビジネスが出来ると思った
・課金ビジネスが全体の7割、すごいな、有料アイテム購入とか
・連続的なイノベーションには戦略がある
・非連続的なイノベーションには理由がない、、、偶然、再現性不可能
・楽天だって、たまたま、ある意味非合理的
・非連続は、想いとが偶然とか、、、すごいこと言い切るなぁ
・携帯シフト
・任天堂DSを見てて、据え置きから持ち運べるもの、、、、根本はDSでアクセスしてたから
・ゲームのアイテム、アバター、デジタルコンテンツ、、、買うんだね、みんな
・GoogleはYahooを研究して生み出せた訳じゃない

モバゲーを目指した所もある
で、モバゲーが失速したのに、なぜGREEが伸びた?
GREEにあって、モバゲーに無いもの
・や、全然他社のサービスを見てない
・他社に勝つためにビジネスをやってるわけじゃない
・2005年くらいに2010年頃にあるべきサービスを創ろうと考えていた

ユーザの年齢層
・10代以下は25%
・40代も12%
・実は40代が伸びてる、、、
・みんなが思ってるほど若年層メディアじゃない
・パソコンは今がピーク
・そのうちモバイルメディアばかりになる

モバゲーは若い?
や、そんなことはない

周りは比較すると思うけど、、、
SNS連動型ゲームが深そう、ゲームの企画を内部でやってるけどそのあたり?
・んー、あくまで断片的な話しで
・こういう風なものを創れる、会社としての価値って、とか考えていたら出てきた、それだけのこと

会場は3割がGREEモバイルを使ってる

・どうやったら2・3000人万のユーザが使えるメディアを創れるか、そればかりを考えてる
・今から出来ることは5年後の未来を予測して
・ブログとかも、始まった頃は絶対に理解されなかった、おれもそうだったしなぁ
・ユーザのリテラシーの変化はすごい
・DSのマリオカートをやりまくってた、これすごい、PS3とか要らないじゃんとか
・モバイルでいいじゃんという流れがいつか生まれる、や、もう生まれてるよなぁ
・パソコンは寝転がってやれない、携帯は
・パソコンって起動に時間がかかるじゃん
・パソコンはボタンが多くて面倒、、、、おいおい、正しい、のかなぁ

スマートフォンは?
・世界と日本とで違うけど
・日本の場合i-modeビジネスが主流というか独占的だったので、なかなか難しいかも
・ただ、長期に考えるとどうなるのか分からない
・PC98がDOV/Vに殲滅された時みたいに、、、
・社会の流れ、世界の流れ、色々なものを見ていかないと分からない

成長へのターニングポイント
・モバイルへ行ったタイミング
・でも、それまでも別に悪いとは思ってない、順調だったんじゃないか? ただ、比較対象があったから周りはいろいろねー
・会社っぽくなって切ったタイミング
・いい会社になり始めたから、いいサービスになりはじめた

・クリエイターが活躍できるフィールド、人を創り出すフィールドを何とかしたいと思った
・物事を早くやりたいのではなくて、徐々に成長をしていって、初めて色々なものが創れる状況に至りたい

・楽天とはがっちり組んでるわけじゃない、それも不思議ー

実は最近困っていること、あるんかー?? あれですか
・結構毎日困ってる
・自分は結構臆病で、悩んでる
・エヴァのシンジ、わかるわかる、みたいな
・会社を続けるためには、成長が必要、成長のための新しい環境だとか、人に与えることと言うのは難しい、そこで悩む
・いい会社を創る、その考えに悩む、本に載ってるわけじゃないからねぇ

個人的に困ってることは?
・自分の可能性を広げたいと思い続けてきたけど、これからはそれだけじゃダメ
・はっきり言って社長は楽しくない、実は今やってることは楽しくない、気がする
・でも、それで正しい。実は、楽しいということを自分の中でどのように捉えるのか
・自分がやることによってという使命感、世の中を変えなきゃいけない
・そういうために仕事をする、それでいいじゃないか、と
・自分が今まで考えていたこととは違ってるけどね
・でも、まだ自分の中で咀嚼理解しきれてない、かも

GREEってエンターテインメント?
・エンターテインメントってたくさんあるよね、すごく大きい中の一部ではある
・楽天はエンターテインメントというよりはインフラ
・GREEも最終的にはどちらも目指したい
・今はヤルベキ事をやらなきゃいけないんだけど

買収とかしないの?
・買収してシナジーとか嘘っぱちじゃ!
・会社ってのは、人が創り出すモノ
・その人を主眼に置かなきゃダメ

海外は?
・直近は国内をなんとか
・気軽に大きいことをいうのが嫌い、、、
・言わない、そういうことは

・これから日本人は減る
・国内事業は伸びしろが、、、
・でも、明日からすぐにとかそういう訳じゃない
・分散しちゃうし、、、ちょこちょこ手を出すのは違う

インターネット観、社会観、ビジョン
・インターネットがなかったときの感覚
・そしてネットが登場したときの感覚
・それ忘れかけてるよね
・でも、そういった変化が今も続いている
・そのときの思いを忘れないように

・新しいインターネットの世界を創り出したい
・テレビだってインターネットで見れないし
・買えない物だっていくらでもあるし
・まだまだ、変わるじゃん

現在、社長として、日々何をしてますか?
・社長って何をするのが仕事なんだろう、と考えてる
・いろいろ悩みながら、、、
・変化し続けてるから、自分の仕事も変化し続けてる
・会社の利益が6倍になってるからって、自分も6倍になってるか? そもそもそれって何? うーん、哲学的だねぇ、まねできぬ


会場からの質問

いい会社を作る上で一番大切なことは?
・それを毎日考えることが仕事になってる
・いい会社には色々な形がある
・いいサービスを創るために適した会社、それを悩んでいる
・いい会社ってなんだろう?
・他人が思う、いい会社ってなんだろう
・最初から使命が固まってる会社もあるけど、日々模索してる会社ってのもあるんじゃないか
・いい会社創りの模索、それを続けることが重要なんじゃないか

・話しが抽象的なんだよね、、、確かに

技術者に対する評価ってどうなんですか?
・インターネットのサービスは、全てエンジニアが創り出してきた
・だから、自分もエンジニアリングを身につけた来た
・エンジニアが頑張らないと何も創り出せないよ、そういう考え方でエンジニアに接する
・エンジニアに単なるプログラミングスキルを求めるのじゃなく、クリエイターとして創り出すことも考えてもらいたい
・技術者だから一番すごいというわけでもない、全部見れないとね

・採用倍率が高い会社なんだよね
・働きたい人と働きたい
・ハードル高いのぉ、でも、そうあるべき、絶対
・情熱のある人、能力とかよりメンタリティが合致する人じゃないとダメ
・この仲間を信じられるか、この仲間と何かをやり続けられるか、そこに入れるかどうかだよね
・素晴らしい会社は不遇な時期を乗り越えてきてる、その仲間になれるかどうか
・自分が面接しないと、一緒に働いてる感覚が得にくい

ファッションのWeb2.0化が出来ない、ファッションはいつまで経っても一方通行だけど、ネットサービスでいつまで経っても変わらないものってあると思いますか?
・モバイルシフトをしたときに、モバイル業界の人を入れた訳じゃない
・かつてどうだったから、そうあるべき、そういう考え方だけじゃ生まれないかも
・今で考えるんじゃなくて、将来どうなんだろうとか、どうあるべきなんだとか

今後の抱負と会場へのメッセージ
・全然、不況関係ないなぁ、、、
・今、GREEは新しい可能性がある会社だと自分でも思う
・インターネット関連の時価総額ので会社はうちくらい
・会社のスタッフも若い
・ネットバブルの頃と違って、今、これだけ若い人が多い会社は珍しい
・すぐにピークアウトしちゃう会社が多い中、自分が会社をどこまで伸ばすことが出来るのか、それを考え続けていきたい
・これからも新しいことをやらなきゃいけない
・人に言う前に、自分が変わらなきゃいけない
・自分がどうあるべきかを模索し続ける

---

 RTCカンファレンスって初めて参加したんだけど、っていうか例の「ブログ限界論」の騒ぎで初めて知ったイベントなんだよね。でで、なかなか面白いイベントでした。上原さんと保田さんの仕切りはある意味斬新だった。何となく、徳力さんのスマートな仕切りに慣れてたかもしれないけど、いい意味でゆるゆるでGREEの田中社長のストレートさがものすごく理解できました。

 田中社長の話って前にも聞いたことあったんだけど、ここまで突っ込んだ話しじゃなくってすごく価値がありました。それにしても、まっすぐな人だね田中社長、、、。ものすごく勇気を与えてもらいました。ああ、おれもまっすぐに生きたいものだ。

 次回は、インターネットと選挙がらみらしいので絶対に参加する。もう、これ半分くらいライフワークになりつつあるので。ああ、ネットのことを理解していない国会議員を呼んでもらいたいなぁ。

RTC Vol.29 『不況撃滅』 ありがとうございました
RTCカンファレンスご参加ありがとうございました

投稿者 ymkx : 2009年2月14日 12:13 |

2009年2月13日

1234567890

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

 大変!!

$ date '+%s'
1234507593

$ date -d @1234567890
Sat Feb 14 08:31:30 JST 2009

うわー、こんな大イベントが!!
おい、明日朝八時にやってる店あるか!?

っていうか、うちのサーバ大丈夫? → 全く無関係

投稿者 ymkx : 2009年2月13日 15:47 |

2008年12月 3日

【Web2008 Expo】 ソーシャルウェブの進化

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

○パネリスト
・コミュニティデザイン研究所 所長 金相集 氏
・マイクロソフト株式会社 技術統括室 CTO補佐 楠正憲 氏
・株式会社ミクシィ mixi事業本部 企画部長 岨中健太 氏
○モデレーター
・XSHIBUYA 代表 本荘修二

・ミクシィ、言わずもがな
・コミュニケーションを進化させて人々の生活を豊かにする
・mixi OpenID。mixiアプリ、mixiコネクト、3本柱
・mixi年賀状とか、どれくらい使う人居るんだろう?
・コミュニケーションインフラへの挑戦
・誰もが使えるコミュニケーションインフラに

・コミュニティデザイン研究所
・何の会社? 誰?
・面白いサイトは誰でも作れるけど、それをビジネスに出来るかどうかは見えない
・なんだかよくわかりません、なんだかよくわかりません
・共存共生時代に求められるコミュニティ志向をもって、、、
・なんか、面倒くさい感じです、、、
・アジアがどうこう、とか、、、

・M$
・インターネットクラウド
・クラウド
・なんか、すごくたくさん、
・サーバの設置効率とか電力効率だとか
・ダム買っちゃえ、水でサーバも冷やせるし、とか(笑)
・Webの革新、だとか
・端末とクラウドの力、連携
・ユニークIDと追跡性
・知り合いとは繋がっていたい
・home.live.com をソーシャルな感じに
・現実とWebの融合の問題
・コンピュータの処理能力は上がり続けてるけど、人の能力はそれほど上がっている訳じゃない

・SNSがどうなっていくのか

・金氏
・SNSはコミュニケーションプラットホームであり、社会的なプラットホームになり得る
・韓国では住民番号がある、完全実名性がとりやすい
・あかん、この人の話、眠くなってくる、、、

・楠氏
・コミュニケーション基盤として使いたい、アーリーアダプターとして新しいモノを使いたい
・どんどん、新しいモノは出続ける
・コミュニケーション基盤たり得るSNSが出てくるか? mixiが筆頭候補

・岨中氏
・コミュニケーション基盤の実現
・SNSがコミュニケーションプラットフォームになりつつ、エンターテインメントもフォロー
・低い、低いわ意識が、、、ちいさなインターネットって言い出すのがよくわかる

・新しいサービスについて

・金氏
・新しいサービスが、世の中にとってどのような効果があるのか
・楽しいだけで、収益性を考えないと、、、
・社会性とか考えないと、、、
・10年後のオンラインコミュニティは? 収益性に苦戦、飽きられる、地域に限定されちゃう、、、それを乗り越える何かが現れるかも
・ユーザーの気持ちがわからないサービスはダメ、ユーザの気持ちを捕らえ始める、、、キモイ、捉え方次第だけど、っていうか、気持ちじゃなくて要望だよね

・楠氏
・なぜソーシャル化するのか?   来てもらうため
・人は人とのつながりで、物事を処理している、それをフォローできるように
・liveがどう繋がるのかわからないけど

・岨中氏
・オープン化すること、mixiの場合はmixiコネクト
・ソーシャルグラフみたいなのは、どこまで出しちゃうかがSNS運営企業としてキモになる
・データポータビリティ

・楠氏
・みんな、それぞれのソーシャルグラフをたくさんもってる
・ただ、それぞれのソーシャルグラフはユーザの目的が違ってる
・ユーザの目的から逸脱するような、利用はやはりできないし、そこで間違えると大変、どっかの会社がやっちゃわないかが心配
・ただ、お互いのグラフをつなげる可能性はある
・自身のグラフをもってることは障壁にもなりうる

・まとめ、的な

・岨中氏
・全てのサービスにおいて、利用者のニーズは多様
・それに対応し続けると、逆に狭い世界になることもある
・どこまでをやるか、それが重要

・楠氏
・ユーザデータをつかってのサービスについて
・基本的にはユーザーとの信頼関係を壊さないように、なにかをするときにはユーザーのメリットをはっきりと

・mixiに聞きたいこと

・楠氏
・mixiが一番気にしてるライバルって、どこ?
・フェイスブック、わかりやすいところでは
・モバゲー、GREEは違う、ゲームに行っちゃってるし
・Webに限る必要はない、電話とかメールとか、もっといろいろ注目すべき相手はいる


投稿者 ymkx : 2008年12月 3日 18:59 |

【Web2008 Expo】 日本のブログ

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

○パネリスト
・アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 徳力基彦取締役
・株式会社サイバーエージェント 新規開発局(アメブロ)長瀬慶重局長
○モデレーター
・シックス・アパート株式会社 代表取締役 関信浩社長

・関さんがモデレーターで、徳力さんがパネリストって変な感じ
・もうちょっと、パネリストが多くてもいいのにね
・7割がブログ書いてるね、当然と言えば当然だけど

・日本とアメリカでブログの意味が異なってる
・アメリカはジャーナリスティック・ポリティカルなモノから始まってる
・日本は、日記の延長線上、内容がないモノとか
・敢えて、日本のブログを考えると、アメブロがそれっぽいんじゃねぇーの、とか
・アメブロ400万人、多いのか少ないのか、アクティブ率ってどれくらい?
・PCで1300万人、モバイルで1200万人が閲覧
・これまでは、各ブログ事業者が共に伸びていたけど、ここ一年はブログのアクセスは横ばいになりつつある
・アメブロ、3000人以上の芸能人・有名ブロガー、SNSにちかいコミュニティ機能、この二つが特徴
・アメブロは伸びてる、PC・携帯共に

・徳力さん、日本のブログは3種類
・にっき、個人のため
・メール、誰かに宛ててる
・雑誌、メディア的なブログ
・芸能人は私生活だけどメディアになる
・日記的なブログと、メディア的なブログは全然違う、おなじブログのプラットフォームを使ってるけど
・アメブロはオープンなSNS、だから日記的な内容

・ブログとSNSの定義とか、日本では曖昧

・ブログの最近のネタ
・バイラルマーケティング
・ペイパーポスト
・企業のプロモーションを手助けするようなモノ
・その辺の話し

・趣味でブログを書いていた人間が、書かせる側に回った立場
・口コミマーケティングって、インターネット以前にもあった
・マスマーケティングの考え方は、枠を押さえる
・記事広告的に、枠を買う
・ネットの口コミマーケティングにも同じように当てはめようと考える企業の奴らは違和感がある
・そのギャップがねー

・アメブロの有名人ブロガーは自分のブログをどう捕らえている?
・タレントに掲載内容を指示するような提案
・そんなのは無い
・マックベーカリー
・口コミで広げよう的な
・書かせるようなネタふりをするんじゃ無くって、メロンパンってどう? って間接的にアプローチって、全然直接的だと思うんだけど、、、
・書かされた感、を抱かせないような流れを頑張らねば

・「いい製品」の定義が変わってきている
・Xactiは変換形式がブロガー(など)に適している
・スペック的には難しい立ち位置の商品だけど、リーチすべき所にリーチした
・ネットって、そういう人たちにリーチしやすいんじゃないかなぁ
・サントリーの白州の件、蒸留所に行ってみたけど、、、
・何故だか、ハイボールの作り方が刺さった
・それに呼応してサントリー側もハイボールナイトを実施
・さらに大変なことに、、、

・今後のブログの方向性

・アメーバの方向性
・ネットユーザーへの浸透性はかなりのモノになってきた
・ブログでアイデンティティが形成される
・ネットで個人のアイデンティティを広げたい、それが目指すところ
・アバターだとかをつかったり
・ブログのファンをコミュニティ化
・なんだか、色々ぶち込みすぎで話しが発散方向へ、、、
・結論的にはいろんなメディアで見れるようにって事だよねぇ

・すごい大きな変化の時代の中にいる
・ネットで個人がつながることは止められない
・このイベントとかもインターネット以前ではあり得なかったはず
・日本の何でも情報発信しちゃう文化ってのは、ある意味アメリカよりも進んでるんじゃないのか?
・行く先がどうなるかわからないけど、さらに大きく変わっていくんじゃないか、と


----------

 途中からだったので、アレですが、アメーバが個人のアイデンティティとか言い出すのには驚いた、っていうか、どっちかというとプロフとかそっちの流れなんだろうけど、、、。

 徳力さん、もうちょっと時間をあげてテーマを語らせたかったなぁ。何となくなんだけど、日本の日記的なブログって卑下されちゃうような風潮にあるんだけど、そうじゃないって言ってるのは素晴らしいと思う。

 あー、この後ちょっと話ししたいけど時間がねぇなぁ。

投稿者 ymkx : 2008年12月 3日 18:50 |

2008年10月21日

有料のブロガーイベント

[ReTweet This!] カテゴリ:イベント

 有りなんじゃないかな、有料のブロガーイベント。なんだろ、無料か有料かってそんなに大きい焦点じゃないんだけど、有料でも参加したいブロガーってのに参加してもらえたら、それはすごいことだな。と。

 みなまで書きませんよ、、、うっしっし。わかる人はわかると思いますけど、何を書きたいのか。

投稿者 ymkx : 2008年10月21日 14:03 |