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2008年12月 9日

F1は容易に参入できる状況ではない

カテゴリ:Formula 1
渦中のリチャーズ氏、「F1には改革が不可欠」
デビッド・リチャーズ:いまこのチームの継続に、私の名前が出ているようだけれども、もし私がそれを引き受けるとしたら、現在のF1チームのビジネスモデルが大きく進展しなくてはならないだろう。そして、この世界がそうなることを心から希望しているよ

 スーパーアグリに次ぐ12番目のチームとして参戦を目論んでいたことや、ホンダの前身であるBARを指揮していただけのことはあり、真っ先にホンダ買収で名前が挙がったリチャーズですが、過去の状況に比べて今は本当に想定外の状況。いくらリチャーズとはいえ、容易に参入は出来ないと言うことでしょう。

 彼が言うところのビジネスモデル、これは開発費抑制もさることながら、分配金配分の事を指しているのかなぁ。スポンサードマネーと共に、TVやらレース開催権やらも今回の世界同時的に引き起こされた経済危機によって危ないことになっていることは事実。そう考えると、分配金云々とか言ってる場合じゃない気もするけど、もう、F1自体の存続を考える時期に来てるだろうからね。やっぱ、その分配金の配分をチームに向けるべきという考えは少なからずあるだろうね。

参考:FIA、F1資金獲得交渉でチーム側につく

 あと、もしかしたら、彼は現在のメーカー主導のF1に飽き飽きしてるのかもしれない。そういう意味では、統一エンジンへの見解を知りたいところだなぁ。ウィリアムズとかは統一エンジンに反対しない気もする、、、。その流れで行くと、プライベーターが中心のF1に逆戻り(ちょっと違う)するってのも、F1にとってはありなのかもしれない。ただ、フェラーリのようなメーカーまでF1から離脱してしまうことを考えると、もう、それはF1じゃないんじゃないかという気もするわけですが、、、。

 ああ、数年後にF1は存続してるのだろうか、、、。



投稿者 ymkx : 2008年12月 9日 19:20 |